【QUID PRO QUO】 2008年劇場未公開 アメリカ 82分
監督:カルロス・ブルックス
出演:ニック・スタール、ヴェラ・ファーミガ、アシュリー・アトキンソン、レイチェル・ブラック
子供の頃に事故で両足が不自由となり車イス生活をしているラジオレポーターのアイザック。ある日、彼のもとに一通のメールが届く。身体的な麻痺に憧れる健常者たちの集いがあることを知る。そしてそのメールを送ったフィオナという女性もギプスや車イスでの生活に憧れる女性のひとりだった...。
『ターミネーター3』のニック・スタールと『マイレージ、マイライフ』のヴェラ・ファーミガ共演、自分の身体を傷つけ自由を奪われた世界を好む人々の世界に足を踏みれた男性と、そこで出会う魅惑的な女性が求める異常な愛を描いたサスペンス。
ちょっと変わったお話でした。何故に健常者があえて障がい者に憧れるのか・・・ちょっとそれってどうよ!という気持ちもあったんですが、ヴェラ・ファーミガの怪しさ全開な魅力に引きずりこまれてしまいましたわ。相変わらずおさるさんぽいニック・スタール、、、。未だに『ターミネーター3』は嫌だけど、役者としては嫌いではないデス。
人の好みはそれぞれだけど、車イスの生活に憧れるって理解できん!てな話ですよね。アイザックの前に現れたフィオナも足にギプスを付けてたり、車イスで外出してはしゃいでたりと十分変った人でした。自分が他人に好奇心の目で見られるのが好きなのかなーとも思ったり。でも彼女の場合はこれが原因なのかなというものがあったわけですが、もしかしたらあの集いに集まった人たちも何らかの事情によるものなのかなー。
設定は変わってますがどちらかというと恋愛ものっぽいかな。エロティック・サスペンスとあったけど別にエロくないし。役者さんの演技も良かったし、映像の雰囲気も悪くない。変に期待しないで観れば楽しめる作品だと思います。
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