【MURDERER】 2010/06/05公開 香港 121分
監督:ロイ・チョウ
出演:アーロン・クォック、チャン・チュンニン、チョン・シウファイ、チェン・カンタイ、チン・カーロッ、ジョシー・ホー
容疑者は自分自身。
連続猟奇殺人事件の捜査中に一部の記憶を失ったレン・クォンは、事件を捜査していくうちに自分に不利な証拠が次々と現れる。無実を確信できないま容疑者となってしまう状況に追い込まれていく...
面白かった、期待以上に面白く観られました。でも主人公に対して半端なくやりきれない気持ちでいっぱいで見終りました。ただ、事件の真相では面白かったと思えるかそりゃないだろーと思うかで評価が変わりそう。
冒頭、いきなり血まみれの人が落ちてきて痛い描写ありで初っぱなから飛ばしてるなーと。落ちたのは猟奇殺人事件を追ってた刑事さんなんですが、なぜか一緒だったレンだけは軽傷で済んだため周りからは疑いが強まっていきます。
この事件、死体は背中をドリルで穴を開けられ失血死。そのドリルはレンの家から持ち出されたもの、彼の家には血の付いた手跡、子供のおもちゃにはドリルの穴がいっぱい、当の本人は事件に関する記憶を失っていた・・・となると犯人はレンなのか???。
しかし、事件の真相はとんでもないビックリ展開へ・・・。この展開は予想してなかったので、ええ!!そっちかいっと画面に向かってツッコミいれてしまった。ある意味での驚愕の真相、、、。だって・・・香港版『○○○○』なんですもん。タイトルを出すともろネタバレになっちゃう。リメイクじゃないですよね(笑)。
主人公のアーロン・クォックはお初ですが、どーしても坂口憲二さんに見えて仕方がなかった。もう私の中ではガンバレ坂口!!!でしたよ。ファンの方すんませんっ。でもイケメンさんだったので必要以上に感情移入しちゃったわさ。後半、変貌していく姿がほんっと怖くてゾッとするくらいうまかった。奥さん役のチャン・チュンニンもお初ですが美人でしたねー。最後はかわいそうでした。
今回が初監督作品だというロイ・チョウ監督。なかなかスリリングな展開とテンポの良さは好みだったので、今後の作品に期待したいと思います!!
★★★.8
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