第88回アカデミー賞授賞式が、2月28日(現地時間)にカリフォルニア州はハリウッドのドルビー・シアターで行われました。毎年、仕事が休めない時期なのでこっそりTwitterでチェックしておりました。たぶんみなさんも同じだったと思いますが、仕事してる場合ではない....状態でしたよね 笑。
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が最多6部門を受賞。いやー次々と爆走受賞していてTwitterでも盛り上がってました。V8までいくのでは?と思われましたがそこはなかなか厳しかったようです。しかし6冠はすごいですね。監督賞はイニャリトゥ監督で昨年に引き続き2年連続での受賞はこれまたすごいこと。個人的には『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』は合わなかったのですが...『レヴェナント:蘇えりし者』は楽しめると良いなぁ。
そして、そして、そして、そしてーーーーーっ
主演男優賞、レオナルド・ディカプリオ!!!
レオ~本当に、本当におめでとうーーーーーっ!!!
おめでとう...もうこれしか言葉がない...。5度目のノミネートで悲願の初受賞。なんかね泣きそうになりました...仕事中に。スピーチが聞きたかったなぁ...もー早く作品が観たいです。ここでテンション上がってしまって、作品賞の存在を忘れてしまいました、、、。
助演男優賞には『ブリッジ・オブ・スパイ』のマーク・ライランス。確かにこれは納得の演技だったのですが、個人的にはスタローンに取らせて上げたかったなぁ。すごいといえば、撮影賞のエマニュエル・ルベツキ。『ゼロ・グラビティ』『バードマン』と『レヴェナント』の3年連続....素晴らしいですね。
今回は観てる作品もあったし、一般的にも知られた俳優さんが多かったしで個人的にも盛り上がった授賞式でした。これから公開される作品もたくさんあるので楽しみになりました!!
以下、受賞作品・受賞者は以下の通り。(★は受賞作品・受賞者)
【作品賞】
★『スポットライト 世紀のスクープ』
『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
『ブリッジ・オブ・スパイ』
『ブルックリン』
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
『オデッセイ』
『レヴェナント:蘇えりし者』
『ルーム』
【監督賞】
★アレハンドロ・G・イニャリトゥ 『レヴェナント:蘇えりし者』
アダム・マッケイ 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
ジョージ・ミラー 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
レニー・アブラハムソン 『ルーム』
トム・マッカーシー 『スポットライト 世紀のスクープ』
【主演男優賞】
★レオナルド・ディカプリオ 『レヴェナント:蘇えりし者』
ブライアン・クランストン 『トランボ(原題)』
マイケル・ファスベンダー 『スティーブ・ジョブズ』
エディ・レッドメイン 『リリーのすべて』
マット・デイモン 『オデッセイ』
【主演女優賞】
★ブリー・ラーソン 『ルーム』
ケイト・ブランシェット 『キャロル』
シアーシャ・ローナン 『ブルックリン』
シャーロット・ランプリング 『さざなみ』
ジェニファー・ローレンス 『ジョイ(原題)』
【助演男優賞】
★マーク・ライランス 『ブリッジ・オブ・スパイ』
クリスチャン・ベイル 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
トム・ハーディ 『レヴェナント:蘇えりし者』
マーク・ラファロ 『スポットライト 世紀のスクープ』
シルヴェスター・スタローン 『クリード チャンプを継ぐ男』
【助演女優賞】
★アリシア・ヴィキャンデル 『リリーのすべて』
ジェニファー・ジェイソン・リー 『ヘイトフル・エイト』
レイチェル・マクアダムス 『スポットライト 世紀のスクープ』
ルーニー・マーラ 『キャロル』
ケイト・ウィンスレット 『スティーブ・ジョブズ』
【長編アニメ映画賞】
★『インサイド・ヘッド』
『思い出のマーニー』
『アノマリサ(原題) / Anomalisa』
『映画 ひつじのショーン ~バック・トゥ・ザ・ホーム~』
『父を探して』
【脚本賞】
★ジョシュ・シンガー、トム・マッカーシー 『スポットライト 世紀のスクープ』
マット・シャルマン、イーサン・コーエン、ジョエル・コーエン 『ブリッジ・オブ・スパイ』
アレックス・ガーランド 『エクス・マキナ(原題) / Ex Machina』
ピート・ドクター、メグ・レフォーヴ、ジョシュ・クーリー、ロニー・デル・カルメン 『インサイド・ヘッド』
ジョナサン・ハーマン、アンドレア・ベルロフ、S・レイ・サヴィッジ、アラン・ウェンカス 『ストレイト・アウタ・コンプトン』
【脚色賞】
★チャールズ・ランドルフ、アダム・マッケイ 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
ニック・ホーンビィ 『ブルックリン』
フィリス・ナギー 『キャロル』
ドリュー・ゴダード 『オデッセイ』
エマ・ドナヒュー 『ルーム』
【撮影賞】
★エマニュエル・ルベツキ 『レヴェナント:蘇えりし者』
エド・ラックマン 『キャロル』
ロバート・リチャードソン 『ヘイトフル・エイト』
ジョン・シール 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
ロジャー・ディーキンス 『ボーダーライン』
【編集賞】
★マーガレット・シクセル 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
スティーヴン・ミリオン 『レヴェナント:蘇えりし者』
トム・マカードル 『スポットライト 世紀のスクープ』
ハンク・コーウィン 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
メアリー・ジョー・マーキー&メリアン・ブランドン 『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
【美術賞】
★コリン・ギブソン、リサ・トンプソン 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
アダム・ストックハウゼン、リナ・デンジェロ、ベルンハルト・ヘーンリヒ 『ブリッジ・オブ・スパイ』
イヴ・スチュワート、マイケル・スタンディッシュ 『リリーのすべて』
アーサー・マックス、セリア・ボバク 『オデッセイ』
ジャック・フィスク、ハミッシュ・パーディ 『レヴェナント:蘇えりし者』
【メイク・ヘアスタイリング賞】
★『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
『100歳の華麗なる冒険』
『レヴェナント:蘇えりし者』
【衣装デザイン賞】
★ジェニー・ビーヴァン 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
サンディ・パウエル 『キャロル』
サンディ・パウエル 『シンデレラ』
パコ・デルガド 『リリーのすべて』
ジャクリーン・ウェスト 『レヴェナント:蘇えりし者』
【視覚効果賞】
★『エクス・マキナ(原題) / Ex Machina』
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
『オデッセイ』
『レヴェナント:蘇えりし者』
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
【歌曲賞】
★「Writing's On The Wall」 『007 スペクター』
「Earned It」 『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』
「Manta Ray」 『レイシング・エクスティンクション(原題)/ Racing Extinction』
「Simple Song #3」 『ユース(原題)』
「Til It Happens to You」 『ザ・ハンティング・グラウンド(原題) / The Hunting Ground』
【作曲賞】
★エンニオ・モリコーネ 『ヘイトフル・エイト』
トーマス・ニューマン 『ブリッジ・オブ・スパイ』
カーター・バーウェル 『キャロル』
ヨハン・ヨハンソン 『ボーダーライン』
ジョン・ウィリアムズ 『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
【音響編集賞】
★『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
『オデッセイ』
『レヴェナント:蘇えりし者』
『ボーダーライン』
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
【録音賞】
★『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
『ブリッジ・オブ・スパイ』
『オデッセイ』
『レヴェナント:蘇えりし者』
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
【外国語映画賞】
★『サウルの息子』(ハンガリー)
『エンブレイス・オブ・ザ・サーペント(英題) / Embrace of the Serpent』(コロンビア)
『裸足の季節』(フランス)
『ディーブ(原題) / Theeb』(ヨルダン)
『ア・ウォー(原題) / A War』(デンマーク)
【長編ドキュメンタリー賞】
★『エイミー(原題)』
『カーテル・ランド(原題) / Cartel Land』
『ルック・オブ・サイレンス』
『ニーナ・シモン ~魂の歌』
『ウィンター・オン・ファイヤー:ウクライナ、自由への闘い』
【短編ドキュメンタリー賞】
★『ア・ガール・イン・ザ・リヴァー:ザ・プライス・オブ・フォーギブネス(原題) / A Girl in the River: The Price of Forgiveness』
『ボディ・チーム 12(原題) / Body Team 12』
『チョウ、ビヨンド・ザ・ラインズ(原題) / Chau, beyond the Lines』
『クロード・ランズマン:スペクターズ・オブ・ザ・ショア(原題) / Claude Lanzmann: Spectres of the Shoah』
『ラスト・デイ・オブ・フリーダム(原題) / Last Day of Freedom』
【短編アニメ映画賞】
★『ベアー・ストーリー(英題) / Bear Story』
『プロローグ(原題) / Prologue』
『サンジャイズ・スーパー・チーム(原題) / Sanjay's Super Team』
『ウィー・キャント・リブ・ウィズアウト・コスモス(英題) / We Can't Live without Cosmos』
『ワールド・オブ・トゥモロー(原題) / World of Tomorrow』
【短編実写映画賞】
★『スタッター(原題) / Stutterer』
『アヴェ・マリア(原題) / Ave Maria』
『デイ・ワン(原題) / Day One』
『エヴリシング・ウィル・ビー・オーケイ(英題) / Everything Will Be Okay』
『ショク(原題) / Shok』
19年前に出演作が13部門もノミネートされていながら主演男優賞だけ外された悔しさを。
個人的にはその呪縛から逃れたことを嬉しく思いますよ。この19年間、彼がどれだけ苦しんで、太っていたかを思い出すと。
ともあれ、今日からレオナルド・ディカプリオがもオスカー俳優ですよ!
アカデミー賞関係のニュースでは何よりもレオの話ばかりですね。それだけ関心が強かったわけですが...
19年前...そうですね。あのことがあったからこそ今回の受賞は嬉しかったでしょうね。
彼もオスカー俳優!となりましたね。本当にうれしいです。
おすすめどおりDVD鑑賞したいと思います!