☆yukarinの映画鑑賞日記α☆

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「コリーニ事件」

2022年04月25日 | ★★★★

【THE COLLINI CASE】
2020/06/12公開 ドイツ 123分
監督:マルコ・クロイツパイントナー
出演:エリアス・ムバレク、アレクサンドラ・マリア・ララ、ハイナー・ラウターバッハ
、マンフレート・ツァパトカ、ヤニス・ニーヴーナー、ライナー・ボック、カトリン・シュトリーベック、ピヤ・シュトゥッツェンシュタイン、フランコ・ネロ

正義に挑む

STORY:新米弁護士のカスパー・ライネンは、思いがけず大きな事件の国選弁護人に任命され意欲をみせる。それは、ドイツで30年以上模範的市民として暮らしてきたイタリア出身の男ファブリツィオ・コリーニが、経済界の大物を殺害したというもの。しかし被害者がカスパーの少年時代の恩人ハンス・マイヤーだったことで戸惑いを隠せない... (allcinemaより)


ドイツの著名な刑事事件弁護士でもあるフェルディナント・フォン・シーラッハの同名ベストセラーを映画化した社会派法廷サスペンス。ある殺人事件の国選弁護人になった新米弁護士が、頑なに動機を語ろうとしない被告人の弁護に苦しみながらも、やがて事件の背後に潜むドイツ刑法の大きな闇をあぶりだしていく...。監督は『クラバート 闇の魔法学校』のマルコ・クロイツパイントナー。

前にブロガーさんの年間ベストでランクインしてたのでずっと気になってたんだけどアマプラでレンタル料金なしになってたのでようやく鑑賞。

小説の映画化とのことだけどある意味実話に近いものかもしれない。最初は普通の殺人事件の裁判で始まったのだけれど、被告はとにかく何もしゃべらないので担当の弁護士・カスパーと同じ目線で進んでいく。一体動機は???

少しずつ被害者と被告の接点がわかってくると...法廷内も言葉を失うほどの衝撃的な事実がわかってきて....。こんな展開になるとは思わなかった。ほとんど台詞を話さないフランコネロの存在感がすごい。正義とは何かと考えさせられる作品だった。

内容を知らずに観るのがおすすめ。今の世の中だからこそ観る価値があると思うし、“そういう時代”で終わらせたい人もいればそうでない人もいるわけで、ドイツがこういう作品を作るのはちゃんと過去に向き合っているんだなと感じる。日本はどうなんだろうと考えてしまう。

鑑賞日:2022/04/24


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2 コメント

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Amazonプライム (小米花)
2022-04-27 21:59:44
最近Amazonプライムだけで映画を見てる私です。
この映画見ました。私も日本では?って思いました。
日本映画をちゃんと見てないので大きな声では言えませんが・・・。
返信する
小米花さんへ (yukarin)
2022-05-20 14:44:03
私も同じです。最近のアマプラは充実してますよね。
言ってみたものの...実は私も日本映画をそれほど観てません💦
でもこういった作品は見かけないような気がします。
返信する

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