「映画『グランメゾン・パリ』」

【GRAND MAISON PARIS】
2024/12/30公開　日本　118分
監督：塚原あゆ子
出演：木村拓哉、鈴木京香、オク・テギョン、正門良規（Ａぇ！　ｇｒｏｕｐ）、玉森裕太（Ｋｉｓ－Ｍｙ－Ｆｔ２）、寛一郎、吉谷彩子、中村アン、冨永愛、及川光博、沢村一樹

世界に、挑め――

STORY:フランス、パリ。尾花夏樹と早見倫子は、ここフランス料理の本場でアジア人初となるミシュラン“三つ星”を獲得すべく、新店舗“グランメゾン・パリ”を立ち上げ奮闘していた。だが、異国の地では日本人シェフが満足のいく食材を手に入れることは容易なことではなく、“グランメゾン・パリ”は結果を出せない日々が続いていた... （allcinemaより）

TVドラマ「グランメゾン東京」の劇場版。フランス料理の本場パリを舞台に、アジア人初となる“三つ星”を目指す尾花と仲間たちの奮闘を描く。監督はTV版に引き続き塚原あゆ子。

TVドラマから５年ぶりで前日に放送されたスペシャルドラマ「スペシャル　グランメゾン東京」の続き。このスペシャルを見てるとドラマのサブキャラたちが“グランメゾン・パリ”に出てない理由がわかるのと、予告編でなんでパリ?東京の店は???になってたのも納得で劇場版にもすんなり入れる。とはいえ見てなくても途中に東京の様子も映されるので大丈夫だと思う。

日本で三ツ星を獲得することも凄いことだけど、やはり本場フランスでの三ツ星を獲得してこそなのかも。実際にアジア人で初の三ツ星を獲得したシェフが監修だそう。118分の限られた時間の中で三ツ星を目指す物語を描くのは駆け足に感じたけど、登場するお料理が素晴らしく見た目からも満足感。あれなら三ツ星は納得だわ～と思っちゃった。（本物の三ツ星シェフ監修だもの そりゃそうだ）

最初はなんでテギョン?と思ったけど、本場フランスでは様々な国籍の方が学びに来ているからありだけど、変な奴らに狙われる設定はどうなのか💦 その後の展開に必要であるので良しとします 笑。日本語で話して韓国語で返す、その逆...尾花も韓国語を理解しているということ? ほか、メインキャスト陣がフランス語での会話もしていて、発音はわからないけれどかなりレッスンしたんでしょうね、おつかれさまでした!!

物語はお約束の展開だったけれど、気持ちがバラバラだったみんなが一つになって三ツ星を目指す流れはやはりテンション上がる。特にクライマックスのお料理が素晴らしいので目の保養～。
倫子さんの実は....はリアリティがあったし実際に同じような方もいたんだろうなぁ。
三ツ星を獲得するのも大変だけど、獲得しても維持をしていくのもそれ以上に大変で、そんな中で外国人のシェフが獲得するのはとんでもなく凄いことだよね。

パリの街並みも素敵だったし、目でも楽しませてくれる作品だった!
今年の映画納めにはぴったりだったかな。

鑑賞日：2024/12/30