【I, TONYA】 2018/05/04公開 アメリカ PG12 120分
監督:クレイグ・ギレスピー
出演:マーゴット・ロビー、セバスチャン・スタン、ジュリアンヌ・ニコルソン、ボビー・カナヴェイル、アリソン・ジャネイ
彼女は世界中から愛され
一瞬にして世界中から憎まれた
STORY:貧しい白人家庭に育った少女トーニャ・ハーディング。母親のラヴォナは、娘のスケートの才能に気づくと、彼女を一流の選手にして貧困から脱しようと本格的にフィギュアスケートを習わせる。しかし娘に愛情を示すことはなく、トーニャは罵倒と暴力が日常の少女時代を過ごしていく。やがて15歳でジェフ・ギルーリーと出会い、恋に落ちるトーニャだったが... (allcinemaより)
世界中に衝撃を与えた“ナンシー・ケリガン襲撃事件”の中心人物トーニャ・ハーディングの壮絶な半生を映画化した伝記ドラマ。監督は『ラースと、その彼女』『ミリオンダラー・アーム』のクレイグ・ギレスピー。第90回(2018)アカデミー賞ではトーニャの母親を演じたアリソン・ジャネイが助演女優賞を受賞。
“ナンシー・ケリガン襲撃事件”は日本でも報道され衝撃的な事件でした。今作は知られざる真相と母親との関係を描いた作品で、マーゴット・ロビーが製作・主演を務め見事にとトーニャ・ハーディングを演じてましたね。スケートシーンも本人?どこまで?? そして母親役のアリソン・ジャネイは助演女優賞を受賞しただけある迫力の演技でした、、、てか怪演!!
あの母親に育てられたら性格も歪んでしまうよね....小さい時はあんなに可愛かったのに。母親もトーニャのスケートの才能に気づいてオリンピックに行けるまでに成長させたのはすごいと思うけれど....罵倒することで伸びる子とはいえ、もうちょっと違うやり方もあると思うのだけれどね。それにしてもガラの悪すぎな迫力ある母親でした、、、。
その後の夫となるジェフとの出会いも悪かった。こちらも暴力的かと思うと急に優しくなったりと腐れ縁タイプで男運もない。そのジェフのつながる連中も最悪。脅迫するだけのつもりが例の暴力沙汰になってしまったし...しかも事件のことを得意気にしゃべったりと頭が悪くて呆れた!!
それにしてもトーニャ・ハーディングは、あんなひどい環境でもスケートの才能を発揮できるのはすごい。女子で史上二人目のトリプルアクセルを成功させたり各選手権でも上位だし...性格に問題がなければ素晴らしい選手なのにね。自己主張が強烈すぎだし、何事も人(もの)のせいにしてるのが気になりました。才能も大事だけどその前に性格、育った環境も大事ですね。スケートが出来なくなったのも...自業自得ではあるけれど....。知ってる事件だけに興味深く観ることができました。
あと、劇中に流れる楽曲が良かったです。知ってる曲多いし、特にスーパートランプの♪goodbye strangerは大好きな曲だったのでテンションあがりました!!
トーニャの夫役....バッキーだった。
昨日はソーが馬に乗ってたし!
子供の頃のトーニャを演じた子は『gifted/ギフテッド』の子ね。こちらはキャップと共演!!
鑑賞日:2018/05/05
打たれ強くなると性格が下品になってしまうのも納得かも^^;
練習で罵倒され家庭では夫の暴力にも
その場の自分に言い聞かせたのは“私が悪いから”って思わず同情しちゃいましたよ。
スケーティング・シーンは見ごたえありました。
そりゃ叱られて伸びる子供は実際にいますが、この鬼母のやりかたは完全に逸脱してますよ。
でも、もしこの鬼母がもう少しマトモな育て方をしていたら、トーニャ・ハーディングはオリンピックに出場できる選手になっていたのかは、分かりませんよね。
それが皮肉ですわ~。
親を選ぶことは出来ませんが、結婚相手を選ぶことは出来るので、ジェフと出会ったことが運の尽きだったような気がします。
最後のエピローグのテロップで7歳の娘と幸せに暮らしているとの表示を見て、安心しました♪
打たれ強くなるのも良いような悪いような.....
あんな状況でも...スケートがあったからがんばれたのかなと。
スケーティング・シーンはほんと見応えありましたよね。
確かに....鬼母だったからオリンピックにいけたかもしれませんよね。
典型的なだめな男でしたねぇ
今は幸せに暮らしてるようで良かったですよね。
この作品を観て来たわ
恋いは、盲目で落ちたものの
自分の人生に、その恋はどうなるのかと
お別れする決断を(悩んでも)
何故、しなかったのかしらね~
しかし・・・
とにかく「自己アピール」の強い人だったよね
スケーターは
こういう感じで
セレフ・アピールが強いのは解るけど
ちゃんとお別れしておけば良かったのに....と思っちゃうよね。
母親も強烈な印象だったけどトーニャ自身もほんと自己アピール強しだったね。