☆yukarinの映画鑑賞日記α☆

映画とLIVEのミーハーな感想とたまにお出かけ日記♪
18周年(2023年9月)を迎えました★最近はゆる~く更新中!

「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」

2021年06月21日 | ★★★+++

2021/06/18公開 日本 115分
監督:飯塚健
出演:田中圭、山田裕貴、眞栄田郷敦、小坂菜緒(日向坂46)、落合モトキ、菅原大吉、八十田勇一、濱津隆之、古田新太

選手でない彼らの
大逆転劇が始まる――

STORY:スキージャンパーの西方仁也は1994年のリレハンメル大会で日の丸を背負いラージヒル団体に出場するも、エース原田雅彦のまさかの失敗ジャンプで金メダルを逃し、2位に終わってしまう。4年後の長野での雪辱を誓い、懸命に練習に励んできた西方だったが、惜しくも代表から漏れ悔しさに打ちひしがれる中、テストジャンパーとして長野五輪に参加して欲しいと依頼される...(allcinemaより)


1998年の長野オリンピックで、スキージャンプ団体の奇跡の金メダルを陰で支えた25人のテストジャンパーの知られざる感動秘話を描いたスポーツ・ドラマ。監督は『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』などの飯塚健。

長野オリンピックのスキージャンプ団体、まさにリアルタイムで見てたのであの時の感動がよみがえる。当時はテストジャンパーの存在を知らなかったけれど、のちに「アンビリーバボー」での再現ドラマを見て、悪天候の中で中止か続行かを決める彼らの覚悟のジャンプは感動ものだった。あの時飛んでくれてなかったら金メダルは取れなかったのだから...。やっと映画化されたなーという感じ。

本作は前回大会に出場して惜しくも銀メダルに終わり、今回大会では代表から落選してしまった西方仁也をメインにした物語。確かに前回大会で失敗した原田が今回大会で代表入りしてたら素直には祝福できないよね。しかも地元開催なのに...。そこにテストジャンパーの話..代表選手のための裏方仕事は屈辱的だわ。とはいえテストジャンパーがいなければ代表選手も安心して飛べないわけで....かなかハードなお仕事。

当日、1本は日本は4位に、2本目の頃には悪天候で続行か中止かが協議中。このまま中止になれば日本は4位で終わることになってしまう。続行するにはテストジャンパー全員が成功させないといけない...とはいえ悪天候で危険な状況。日本の金メダルのために全員の覚悟を決めたテストジャンバーたち...ここからは観る側も力が入る。

テストジャンパーは同じ舞台を飛んでも記録にはならないし、観客の声援ない。でも彼らが飛ばなかったら代表選手たちによる金メダルはなかったわけで、これももうひとつのオリンピックなんだと思う。金メダルを取れたことは知ってるのに、あの原田のジャンプシーンはドキドキしながら観てしまった。濱津隆之の原田は似てたねー。そして泣けるのは西方と団体メンバーから漏れた葛西を思っての原田の行動には感動させられた~ 泣。

鑑賞日:2021/06/18


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2021年春ドラマ感想 | トップ | 「ザ・ファブル 殺さない殺... »

コメントを投稿

★★★+++」カテゴリの最新記事