バンドをクビになった男が友人のかわりに小学校の先生になって生徒たちに“ロックの精神”を教えるお話。
子供たちは厳しいしつけをされてきた個性のない優等生。
でもあるとき生徒達に音楽の才能があることに気づき、んじゃバンドをやろうってことになる。
まずバンドのメンバーを決め、残った生徒全員にも重要な裏方の仕事を指名する。
最初は自分の役割やコンプレックスについて悩んだりするんだけど、先生の説得で自信をもってくる。
映画ってすばらしいと思わせてくれるような作品でした。
見ててこっちも楽しくなりました。楽しく見なきゃね。
70年代とかのバンド名や曲が出てきて、よく聞いていた私はまたまたテンション上がっちゃいましたよ。
このころの音楽を知らない生徒たちに宿題といってCDを渡す先生・・・いいんかな。
しかも3週間もまともな勉強をしない・・・いいんかな(笑)
教室で練習しててほかの人たちが気づかないなんて・・・ありえないって
でもでもこんな先生がいたらすごく楽しいだろうな~
この先生て見た目はイケてないのになぜかすごくカッコよく感じるんですよ。
身体全体から“ロック魂”が溢れてます。
女性の校長先生も一見クールなんだけど実はとてもノリのいい先生だったりする。
なんかかわいい。
ラストは生徒達が“バンド・バトル”に出場するんだけど、もう大人顔負けのパフォーマンスは必見です。
マネージャー(生徒)もいるし(笑)
しかも生徒たちが“バンド・バトル”に出るっていうんで抗議をしに来た親たちは、会場に乗り込んでくるんだけど子供たちの演奏を聴いて盛り上がっちゃうし。親同士がお互いの子供をほめたりして・・・
やっぱり子供の才能は認めてあげなきゃね。
エンドロール流れながらもお話は終わってません。
ここに流れている名前なんて・・・しらないって言い切って歌ってたし(笑)
幕が下りるまで続きます。
こういうつくりなら、エンドロールで席を立つ人は少ないんじゃないですかね。
結構おもしろいんですけどね。日本人さがしてみたりとか・・・
でもロックに興味のない人にとっては作品ってどうなのかな?
私は久々にワクワクしましたケド・・・
■鑑賞日:2005.10.23 WOWOW
■2004/04/29公開
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