2010/07/03公開 日本 141分
監督:本広克行
出演:織田裕二、深津絵里、ユースケ・サンタマリア、伊藤淳史、内田有紀、小泉孝太郎、北村総一朗、小野武彦、斉藤暁、佐戸井けん太、小栗旬、 柳葉敏郎
湾岸署、封鎖されちゃいました。
湾岸署を襲った連続殺人事件から7年。次々と進化していくお台場は今ではテロリストの標的となっていた。そのため湾岸署は、よりセキュリティー設備が充実した新湾岸署への引っ越しが行われることに。その引っ越しの作業を一任されたのは係長に昇進した青島刑事だった...
「踊る大捜査線」劇場版第3弾です。2から7年待っての3です♪ 今回は初日舞台挨拶が全国でも中継されるとのことで2回目のほうで観てきました。1回目も観たかったんだけど、、、。都内の人がうらやましいと思ってたのでこういう企画はどんどんやってほしいですねー。実際にその場で見てる感じがして良かったです!!
あれから7年、時代も進化していって犯罪も変わってきました。だけど湾岸署の人たちは変わってなかったのがうれしいですね。青島くんを始め、おなじみの方々が昇進して移動になったり変化はあるけれど基本変わってない。ただ和久さんが死んじゃった設定はさびしいですけど和久ノートの存在は大きい!!
相変わらず冒頭シーンから笑わせてもらいました。真剣に会議が始まると思いきや引っ越しのための会議が捜査会議風なのがいかにも警察らしくて、指揮をとる青島くんらしくて好き。
今回は湾岸署が引っ越しということでガヤガヤした雰囲気の中で起る8つもの大小の事件。そのうち青島くんたちの拳銃が盗まれ、その拳銃で殺人事件が起り特捜本部が設置される。そんな中での開署式までの3日間を描いたお話でした。一見、複雑に絡みそうなんだけどわからなくなるということはないです。
まるで要塞化しちゃった新湾岸署。そんなにセキュリティをガチガチにしちゃったのを逆手にとられたお話でしたけど解決方法はあまりにも単純だった、笑。レインボーブリッジは封鎖できなかったのに、新湾岸署は簡単に封鎖されてしまった、、、。
予告編で青島くんに何かある?と思ってたらやっぱり・・・。今回のテーマは“生と死”だそうで、何度も青島くんは死にそうな目に会ってきましたけど今回はかなり恐怖を感じたでしょうねぇ。こんな時和久さんがいてくれれば!と思うのですが、すみれさんがその役をを担ってたように思います。後半でみんなが団結するシーンのすみれさんの言葉は泣けました。そんなこともあって、おなじみのセリフ“行きなさい”は“生きなさい”にも聞こえた。
事件、捜査、逮捕と基本変わらないんですが今やネット社会てわけで、今時らしい事件でした。だから実行犯が捕まるのもあっさり・・・黒幕もあっさり??。個人的には昔ののような事件のほうが好みなんですが、このシリーズが観られれば満足ですわ。
それにしてもこのシリーズのすごい所は、主要キャストの変更がないことですね。1997年から始まってそのままキャラクターも時間が過ぎてます。しかも今回は、新キャラに加え、昔青島くんが逮捕した犯人たちもほんのちょっとですが何人か登場してました。
今回、雪乃さんが出てなかったのが残念。設定は産休ということになってますが、、、。それと室井さんがほとんど出てなかったー残念。偉くなっちゃったからというのもあるんでしょうけどね。いつも以上に室井さん眉間に皺を寄せて耐えてました。
新湾岸署、開署式前にケチついちゃったけど、それよりも署長・・・・大丈夫なんだろうか。最初のあいさつは嬉しかったけど。雰囲気的に作ろうと思えば続編もありそうですね。
※評価は帰ってきた記念でおまけ入り、笑。
・踊る大捜査線 THE MOVIE
・踊る大捜査線 THEMOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
・踊る大捜査線 THE LAST TV サラリーマン刑事と最後の難事件(ドラマ)
・踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望
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