【LOVE AND OTHER IMPOSSIBLE PURSUITS/THE OTHER WOMAN】
2011/07/02公開 アメリカ 102分
監督:ドン・ルース
出演:ナタリー・ポートマン、スコット・コーエン、チャーリー・ターハン、ローレン・アンブローズ、リサ・クドロー
それでも、人生は愛おしい。
ニューヨークで新人弁護士として働くエミリアは事務所の上司ジャックと恋に落ちる。妻子のいるジャックだったが、やがてエミリアは彼の子どもを妊娠、ジャックの離婚によって晴れて結婚にこぎ着け、幸せを手にしたかに思われた。しかし、幸せの象徴だった赤ちゃんは、生まれてわずか3日で突然死してしまう。悲しみに暮れるエミリアは、前妻との間を行き来するジャックの連れ子ウィリアムとも上手く関係を結べず、次第に追い詰められていく... (allcinema ONLINEより)
ナタリー・ポートマン自身が製作総指揮を務めたヒューマン・ドラマ。
生まれたばかりの我が子を突然失い、悲しみから立ち直れないエミリアの心情を描いたおはなし。
ここのヒロインは波乱づくしですな。妻子ある上司と恋に落ちて、やがて彼の子を妊娠して、そんでもって彼が離婚したことで晴れて結婚できてやったーと思ったら生まれたばかりの我が子は死んでしまい....しかも死因が母親としてはかなりダメージを受けるものだからさすがに立ち直るのは難しい。
ナタリーとってもきれいで見とれちゃうんだけど、このエミリアは妻子がいるのわかってて不倫するのは嫌だな。それに言動がきつい~。これは複雑な家庭環境からきてるのかな。で、それ以上に前妻の子・ウィリアムがエミリアに無神経なこというからこれまた怖い。子供は無意識にキツイこというからなぁ。
さらに前妻が息子を有名進学校に入れようと必死でエミリアにきつい態度を取るし、その間に入るジャックも大変だ。でもジャックもなかなか前に進めないエミリアにイラッとしてるのかなと思えるきつい言葉もある。エミリアの両親もいろいろと複雑だし....登場人物みんな複雑な関係ばかりでどんよりしちゃう、、、。
でも登場人物それぞれの目線で考えると誰も悪い人じゃなくて気持ちもわからなくもないんですよね。それぞれ素直な気持ちが描かれてたと思います。
相変わらずナタリーは、いまにも泣きそうなハの字眉毛を見ちゃうとこっちも泣けてきちゃう...。どんな辛いことも乗り越えて、いつかは前に進まなきゃいけないんだけど、それを手助けしたのが意外な人でした。
ナタリーが出てるから何となくで観ちゃったけど、感動とは違うけれど心にジーンとくるものがありました。思ってたよりもイイお話でしたね。
★★★.7
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水曜日のエミリア [DVD] |
ナタリー・ポートマン,リサ・クドロー,スコット・コーエン,チャーリー・ターハン | |
Happinet(SB)(D) |
言動がきつかったりするのも、全部自分のせいだと罪悪感からくるものと過去からだし、継子の言おうとしていることもわかるけれど、BADなほうでとってしまうし…
でも自分のせいで死んでしまったって思ってたら、どんな女性だってすぐに立ち直るのは無理な気がします
でもそれに気づいて前に進もうと思ったら、既に遅かったというのは現実的な展開でしたね
夫がエミリアを支えるべきでしたが、支えきれなかったんでしょうね
略奪婚て所でテンション下がるけど
ナタリーの演技は良かったですね。
そう簡単には前に進むのは難しいですよね。
その辺が丁寧に描かれてたかなと思います。
「天使に描いたんだよ」
いや、それよりナタリーがナマハゲみたいじゃん
なまはげ...こわい~