【RENAISSANCE】
2007/07/14公開(10/03鑑賞)
製作国:フランス
監督:クリスチャン・ヴォルクマン
声の出演:ダニエル・クレイグ、ロモーラ・ガライ、キャサリン・マコーマック、イアン・ホルム、ジョナサン・プライス、ケヴォルク・マリキャン
2054年のパリ。医療関連の世界的複合企業アヴァロン社の女性研究者イローナが何者かに誘拐された。事件を任されたカラス警部は、さっそくイローナの足取りを追うと共にその身辺を洗い出し、次第に事件の背後に横たわる巨大な陰謀の存在を感じ取っていくのだったが…。
モーション・キャプチャー技術を駆使したSFアクション・フィルムノワール。やっと地元で9月29日から公開されたので早速観てきました。公開1週間以内に行かないと昼間だけの上映になってしまうのが町の映画館の悲しいところ。久々の自由席はいいのですが、シネコンのイスとはいかないのでちとつらい、、、
ジャンルはアニメなんでしょうか。最初はモノクロの映像に違和感がありましたが、慣れてくると人の動きは実写、顔のアップはマンガっぽい。ふつうのCGアニメとは違って動きも自然なので慣れると大丈夫。まぁよく私がやらかすphotoshopでグレースケールにするのに間違えて白黒二値にしちゃった感じですね。それを動画にしてるんですからすごい時間とお金がかかったんでしょうねぇ。映像としては斬新ではあるけれど、その手法がこれからもウケるかというと難しいでしょう。
キアヌが出演していた『スキャナーダークリー』も似たような感じでしたが、『シン・シティ』に近いかな。
白黒ハッキリつけないといけないので、微妙な描写はバッサリ切っちゃってますね。てなわけで、バックの背景やいろんな細かいところはごまかしやすいかも。多少のCGがしょぼくてもかなりごまかせる!近未来の世界ということもあり、モノクロの映像とうまくあっていて良かったと思います。
医療関係のお話。女性研究者が誘拐され、ある刑事が事件を担当することに。身辺を探っていくと何やら巨大な陰謀の存在が明らかになっていくというもの。研究のテーマである“早老病”の研究の行き着く先は・・・やはりなというところですが、話の設定は興味深いものがあります。展開としては驚くようなもんではなかったですけどね。
ダニエル・クレイグの声はいい!!
顔は好みじゃない(おいおいっ)んですが、声はすごく好き、セクシー。なので一番楽しみにしてたところです(笑)
名前はカラス。だから映像はカラス色?そんなわけない、、、
ちょっとうっとりしながら聞いてました♪
監督さんは日本が好きなのでしょうか。大仏の画像があったり、日本人で“ナカタ”という人が出てきます。よく日本名には“タナカ”とか“ナカタ”とか出てきますが響きがいいんですかねぇ。それともサッカーのあの人の影響でなじみがあるのかな。
ストーリーはいいとして、映像の雰囲気優先で楽しむ方がいいですね。川沿いの高速の暴走シーンはなかなかの迫力あり。しかし銃撃受けても血も黒いのでわからない。こういう映像ならグログロでも安心して観られそう(笑)
マンネリ映画界、こういう斬新な映像にはどんどん挑戦していって欲しいですね。
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