【Intellectual Property】
2006年未公開
製作国:アメリカ
監督:ニコラス・ペターソン
出演:クリストファー・マスターソン、リチャード・リール、ブライアン・クランストン、リンゼイ・フォンセカ
すべてに裏切られた不運な男の物語。
STORY:発明家のポールは、CUBEという機械の試作品を開発することに成功する。しかしある日、部屋から4人の男女の遺体が発見され…。
「メメント」のスタッフが手掛けた正体不明の立方体“CUBE”を巡る壮絶なゲームを描くサスペンススリラーとのことですが、ほんとかいな。
CUBEというタイトルに惹かれて観た人、がっかりですな。
あのCUBEの続編でも何でもありませんから。
全然、立方体の次から次へと続く部屋が出てくるわけでもなく、
淡々と発明家としての苦悩、そして仕掛けられたかのように殺人事件に巻き込まれるお話です。
一応、CUBEという謎のものをつくる、という点ではタイトルは間違ってはいないと思いますケド。
いつも一生懸命なのにどうしても報われない不運な人っていますよね。
ここの主人公も、あらゆる人から裏切られまくって人間不信になるんですが、よく行くお店のウェイトレスの女の子にはちょこっと心を開きます。
この女の子がとってもいい人なんですよねぇ。しかもカワイイですこの人。
いつも自分のアイデアを盗まれてしまう。でも先に発表しちゃったもん勝ちで、後から盗まれたといっても誰も信じちゃくれない・・・
このCUBEは誰にも渡さないぞーと思ってる矢先に、運悪く殺人事件にも巻き込まれちゃう。
とにかく主人公がかわいそうなだけのお話、、、
結局、CUBEはちゃんと完成したのかしないのか・・・すっきりしない終わり方でした。
それに天才発明家だそうですが、過去にどんな作品を作ったんでしょ。
いやいやその前に、あんな部屋で発明品作ってていいのかな。
ラストのどんでん返しといってもいいのかな、それはちょっとビックリしました。
そうきたか~。って私が鈍感なんでしょうけどね(笑)
とことん不運な男の物語でした~
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