原題:RAIN FALL
公開:2009/04/25
製作国:日本
上映時間:111分
鑑賞日:2009/04/29
監督:マックス・マニックス
出演:椎名桔平、長谷川京子、ゲイリー・オールドマン、柄本明、小木茂光、清水美沙
逃げる二人に、
東京が牙をむく。
+あらすじ+
朝の混雑する山手線車内で国土交通省の高級官僚が死亡。犯人は日系アメリカ人のジョン・レイン(椎名桔平)で、これまで政財界や裏社会の重要人物たちを暗殺してきたすご腕の殺し屋だった。女と子どもは殺さないというルールを貫いてきたレインだったが、犠牲者が所持していたメモリースティックをめぐって彼の運命が狂い始める。(シネマトゥデイより)
椎名桔平さんが殺し屋ということと、ゲイリー・オールドマンが出演ということで観てきました。
原作はバリー・アイスラーの「雨の牙」で実は元CIA工作員だったとか。どうやらシリーズもののようでこちらの作品は1作目だそうですね。
桔平さん演じるジョン・レインは日系アメリカ人という設定ですが、バリバリの日本人にしか見えないよなぁ(笑。それに凄腕の殺し屋という設定ですがあまりそうは見えない。だって政財界や裏社会の人物を消してきたというのに優しすぎるんですもん。でも桔平さんは好きな俳優さんなのでそれなりにはカッコ良かったですよ。
うーん、ちょっと期待しすぎちゃったかなーというところです。ま、原作が外国の方なので仕方ないかー。どうも東京にCIAってのがピンとこなかったです。それに映画というよりテレビの2時間もののドラマっぽかったですねぇ。
お話の中ではメモリースティックがとても重要なアイテムなんですが、それをめぐってジョンは裏社会やらCIAやら警察から追われることになります。しかしこのメモリースティックの重要性がちょっと弱かったですね。最初にコピーしてるシーンでどーんと中身を教えてくれてたらもっと面白かったかもしれません。なんでそんなにムキになってるんだろうとずっと思ってましたからね。
そっちよりもそこら中に設置されてる監視カメラの多さのほうがインパクトありました。どこに逃げてもカメラにバッチリ映っちゃうし6時間後には場所もわかっちゃいます。うわ東京怖すぎ。
ラストのほうでの椎名桔平vsゲイリー・オールドマンのシーンは好き。桔平さんの現れ方もカッコ良かったよ。でもゲイリーほどの人が出なくても・・・存在感が違いすぎる。でもいつもジョンに逃げられて悔しがってる姿は面白かったですけど。
監督やスタッフが外国の方だからなのかわかりませんが、一応邦画なんでしょうけど洋画っぽい。オーニングのクレジットもエンドロールも英語だったし。エンドロールで流れた楽曲は好み。
あっ長谷川京子のアップ多すぎ、、、
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