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【CODA】
2022/01/21公開 アメリカ/フランス/カナダ 112分 ※PG12
監督:シアン・ヘダー
出演:エミリア・ジョーンズ、フェルディア・ウォルシュ=ピーロ、マーリー・マトリン
家族の中でたった独り 健聴者である少女は、「歌うこと」を夢みた。
聞こえない耳に届く最高にイカした歌声が、今日、世界の色を塗り替える。
STORY:マサチューセッツ州の海辺の町に暮らす高校生のルビー。両親も兄も耳が聞こえず、家族の中で健聴者は彼女だけ。そのため、手話の通訳や家業である漁業の手伝いなど、家族が日常生活を送るうえでルビーのサポートは不可欠となっていた。そんな中、高校の新学期に合唱クラブに入部したルビー。そこで顧問の先生に歌の才能を見出され、名門音楽大学を目指すよう熱心に勧められる... (allcinemaより)
2014年のフランス映画『エール!』をアメリカを舞台にリメイクした家族ドラマ。家族の中でただ一人耳が聞こえるために家族と健聴者の“通訳”係として欠かせない存在だった主人公が、自らの夢と家族のはざまで揺れる葛藤の行方を描く。監督は『タルーラ ~彼女たちの事情~』のシアン・ヘダー。
リメイク作品とは知らず。予告編を見て期待をして観に行ったけれど期待以上に心に響く素敵な作品。この家族は実際に聴覚に障がいのある俳優さんたちが演じているとのことでリアリティがあり物語に入り込める。オリジナルは未見。
ルビーは歌うのが好き。合唱クラブに入部して顧問の先生に歌の才能を見出されレッスンを受けるまでに。音楽大学を勧められ本人も気持ちはあったけれど、家族唯一の健聴者としての責任と自分の夢との葛藤が丁寧に切なく描かれていた。家族も大事だけど自分の夢も大事...本当に難しい選択だなと...。
でも顧問のV先生がとても良い先生でルビーの背中を押してくれた。家族もなかなか理解してもらうまで時間がかかったけど声は聞こえなくても絆は深い。ただちょっとこの家族は下ネタがよく出てくる 苦笑。言葉は悪いけどお兄ちゃんはとても妹思いで手話からも伝わってくる。後半で父親とルビーが星を見上げるシーンが印象的。
クライマックスでのオーディションで、ルビーが審査員じゃなくて一緒にきた家族へ歌を伝えるシーンは涙、涙。このルビーを演じたエミリア・ジョーンズが良かった。歌声もとても素敵。今後の活躍が楽しみな女優さん。
鑑賞日:2022/01/22
いやぁ~いい映画でした!
リメイク元の『エ-ル』ももちろん良かったですが、
この映画も良く出来ていました。
仰るように主演のエミリア・ジョーンズのナチュラルな演技と、
その歌声に圧倒されました。
そして、マーリー・マトリンの演技も見事でした。
今年初のお涙映画でした^^
鑑賞後は、この映画のサントラを聴きまくりでした(笑)
どこにでもいるような素朴さが逆にあの家族構成の中では活きるんですもん。
そしてゴールデングローブ賞助演男優賞にもノミネートされていた父親役のトロイ・コッツアー。彼の不器用さもよかったですわ。
エミリア・ジョーンズの演技がとても良かったです。歌声がやさしくて心に響きますね。
新年早々、素敵な作品に出会いました!
この家族を演じたみなさんも素晴らしく本当の家族のようにも思えるほど自然でした。
私は試写会で観たのですけど、オリジナルのフランス映画「エール!」を見てるので、そこまでは感動しませんでした。何よりちょっとあけすけな下ネタが・・・
でも主人公の女の子も本当に清々しく愛らしいし、男の子との初恋も素敵、オリジナルのちょっと設定のムリなところがすっきりしていてなかなか良い作品になっていましたね。
私は初めてなので感動しちゃいましたが。
ちょっと下ネタが....ぎりぎりな感じです😅
ルビー役のエミリア・ジョーンズが好演してましたよね。