【CARRIE】 1977/03公開 アメリカ R15+ 98分
監督:ブライアン・デ・パルマ
出演:シシー・スペイセク、パイパー・ローリー、ウィリアム・カット、ジョン・トラヴォルタ、エイミー・アーヴィング、ナンシー・アレン
キャリーをいじめないで! 彼女が泣くと恐しいことが起こる……
さえない女子高校生のキャリー。彼女には怒りを引き金に物を動かすことができる能力があった。プロムの夜、同級生から悪質ないたずらをうけて....
「第二回午前十時の映画祭」30週目で上映されたスティーヴン・キング原作を映画化した作品。
R15+のホラーってことで観てみましたが、ホラーというよりも、いじめと切なく悲しい学園ものという感じでジャケットから想像する内容とは違ってました。
冒頭のキャリーのシャワーシーンにどっきり。全裸でシャワー...でもどこか初々しさがあって全くいやらしさがない。そこで彼女が初潮をむかえるというなかなかびっくりの展開。ほかの生徒たちも全裸でうまく隠しながらの人もいれば大胆な人もいて度胸があるなーとそっちに感心しちゃった。
本題に入るまでが長くて入ったかと思うと終盤だったという...。でも出演者が美人揃いなので目の保養にもなります。当時は無名の女優さんたちも今観ると超豪華女優陣。特典映像でたぶん2002年(レンタル開始)頃だと思われる女優陣がインタビューに出てるんですが、トシを重ねても美しいからびっくり。
キャリー役のシシー・スペイセクの熱演...こわっ。豚の血を浴びた姿はもう怖すぎっす。純粋でかわいい顔をしてるのにどこかホラー顔だと思ってたけど...やはり。最初のシャワーシーンで取り乱す姿もなかなか強烈だったけど能力を使う時の目がホラーホラー。
怖いといえばキャリーの母親もコワイ!! 宗教にドップリの母親の狂気...。悪いことはなんでも神の罰として娘に言い聞かせる。娘を心配するようで男を憎んでる感じがしてたら案の定...だから宗教に走っちゃったのかな。ラストは壮絶...なかなかの熱演でございました。
持ち上げてどん底に突き落とされる残酷さ...あまりにもひどすぎる。プロム会場でのパニックシーンはまさにキャリーの心を映してるようで悲しいですね。
ジャンルはホラーだけどホラーらしい怖さはないけれど、ひとりの女の子の哀しみを描いた作品としてはよく出来てたと思います。
++
『キャリー』のオーディションは『スター・ウォーズ』と同時で行ってたそうですね。ブライアン・デ・パルマ、ジョージ・ルーカスの両監督が品定めしてたとか。知らなかった。
キャリー [Blu-ray] | |
シシー・スペイセク,パイパー・ローリー,ジョン・トラボルタ | |
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン |
キャリー (字幕版) | |
Miles J. Dale,Kevin Misher | |
メーカー情報なし |
最後の最後で思いっきりビックリする演出はたまりませんでしたね。
意外なラストでした。
ほんと!最後までドキッとさせられましたね。
女性になることが汚らわしいと思い込んでしまっていたのかもしれません
パーティ会場での彼女が可愛らしかった分、その後のホラー図とのギャップが凄かったですね
豚の血を浴びて周囲が笑うって、さすがに酷すぎです
そういえばこれって関係のない続編(キャリー2)もでてるんですよね
キャリーのギャップが本当に凄かったですね。
これで終わってるから続編は観なくてもいいかなと思ってます。
だけど、シシー・スペイセクって宇宙人ポールに外見が似てる気がするなあ。
宇宙人ポール?知らない。
宇宙人に似てるのか...(笑)
あるのかもしれませんが。
そのときもオーディションの裏話エピ上映したのね、
DVD特典になってた 笑。
>ジャンルはホラーだけどホラーらしい怖さはないけれど、ひとりの女の子の哀しみを描いた作品としてはよく出来てたと思います。
そうなのよね。
最後20分くらいがやっとホラー。
トラさん出てたの忘れてたからそこは笑っちゃったけどね
そうそう朝10でやってたのよー。でも私はDVDで観たんだけど!
わっかいトラさん出てたんだよねー。
ちょうど1年前に観たけど未だに印象に残ってる作品。
リメイクはどうなんでしょうねぇ^^;