2015/10/16公開 日本91 分
監督:山本透
出演:藤原竜也、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、田中要次、川村陽介、佐野ひなこ、岡安章介
Story:人気が下り坂の俳優・杉崎(藤原竜也)に、伝説の未確認生物(UMA)ヤーガを求めて秘境を探検するテレビ番組の隊長のオファーが舞い込んでくる。その仕事を受けるものの、毒グモとの遭遇や巨大ワニとの乱闘、がけでの危険なシーンといった演出に困惑する。ところが撮影をこなすうちに、杉崎は番組作りにのめり込んでいき... (シネマトゥディより)
『ちょんまげぷりん』の原作者・荒木源による同名小説を映画化したロディ・エンタテインメント・ムービー。テレビ番組で未確認生物(UMA)を探す探検隊の隊長を引き受けた落ち目の俳優が厳しい?ロケに臨むおはなし。監督は『グッモーエビアン!』の山本透。
お、面白かった!
ゆる~~く楽しかった!!
昔、なんとか探検隊とかいう番組ありましたよね? 「奇跡体験!アンビリバボー」やUMAとかチュパカブラとかの特集番組があるとつい見てしまう 笑。そういうの好きな人は楽しめるかも。
やはり藤原竜也くんは熱い男が似合う!!
竜也くんの熱演で観る側も熱くなったわ 笑。はじめは撮影クルーたちのゆるさに戸惑いつつ、次第に本気で撮影に臨んでいく....と。後半で熱く語る所が好き。
ユースケの軽い感じもハマってた。
実際の探検隊もこんな感じだったんですかねぇ。子供の頃は本当に探検してるのかと思ってたけど、何も起こらなかったら面白くないし番組にはならないですもんね。台本があって適度に脅かしがあって...ってそういうもんなのかー。
一番のツボは巨大ワニとの格闘シーン。全く動かないワニとずぶ濡れになりながら演技をする竜也くん、素晴らしいわ 笑。このシーンを観て『エド・ウッド』を思い出しました。特に監督作品のオリジナルのほうです。確か巨大タコとの格闘だったかな? どちらも面白かったのは、役者が本気でやってるからだと思うのです。
あと、未開の地にはじめて足を踏み入れた..というシーンで、隊長がぽつり....おれ3番だし...には笑った。映像を撮るにはまずカメラさんと照明さんが入らなくてはいけない 笑。ちょこちょこ現場の真実が出てくるのも笑えました。
とにかく面白ければ何でもアリ。ゴムのヘビやワニ等ふざけた小道具を使ってのヤラセ映像。なんですが、撮影しながら番組放送用の映像も後に見せる演出もうまい。こんな撮影がテレビで流れるとなかなか緊張感ある映像に仕上がってる比較も面白いです。
でも....いろいろな小道具を持ってくるほど荷物はなかったような.....とツッコミどころも笑って許せる楽しい作品でした。
ばかばかしいと思うものでも、面白いものを作ろうとする熱意を持ってつくれば観る側にも伝わってきますね。実際、これはウソだよねーと思いつつ観てしまうこともあるし....。この作品も作り手側の熱意が伝わってきました。
★★★.8
鑑賞日:2015/10/23
※TOHO cinemas free passport #6
探検隊の栄光 DVD 通常版 | |
藤原竜也,ユースケ・サンタマリア,小澤征悦,田中要次,川村陽介 | |
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探検隊の栄光 | |
荒木源 | |
小学館 |
わー一緒ですか!!よかった。
竜也くんのキャラ良かったですよね。
ほかの俳優さんたちも良かったですよね~
一見ふざけた作品に見えるけれど、製作側がまじめに作ってるのがよくわかりますね。
劇中でもラストの撮影するシーンは私も見入りました。
実際にも面白くするための演出はやってますよねぇ。
見て楽しいならいいんじゃないかと思います。
満足度もほぼ同じよ
今回の竜也クンのキャラクター、好きです(笑)
ユースケや小澤サンのキャラも、普通に業界に生息してそうで、
面白かったです♪
最初はバカバカしさに笑ったけど、ラストの撮影をみんなが真剣にやってる姿に見入っちゃってましたよ。
撮影現場も楽しそうに思えてしまいますね。
テレビって演出あるから、今でも多かれ少なかれやってそうな気がします(笑) 吹替え場面とか。ほんとにそれ言ってんの~と思ってしまう時あります。