原題:PRIDE AND GLORY
公開:2008年劇場未公開
製作国:アメリカ
上映時間:130分
監督:ギャヴィン・オコナー
出演:エドワード・ノートン、コリン・ファレル、ジョン・ヴォイト、ノア・エメリッヒ、ジェニファー・エール
Story:麻薬取引の現場において、ニューヨーク市警の警官4人が銃撃される事件が発生。特別捜査班のレイ刑事が捜査に乗り出すが…
未公開ものだけどキャストが豪華だったので観てみましたが、キャストのわりに地味なお話。ちょっと懐かしい感じの警察内部の汚職刑事もの。時代設定はいつなのかわかりませんが、リアルさがあってなかなか見応えがありました。
冒頭のアメフトの試合は何かあるのかと思ったのに特に意味がなかった、、、。麻薬取引の現場で警察官4人が銃撃される事件が起る。普通の事件捜査のお話がと思ってたのですが、この4人の事件をきっかけとして警察官たちのやりたい放題の悪事が明るみになってきます。
最初は憧れだった警察の仕事に就き、ブライドをもって仕事をしたいと思っているのに、いつの間にか悪に染まってしまった警察官たち。警察官としてここまでやってもいいのか?と思うほどのひどい脅迫はまるで拷問。お店に入れば強盗のように店員を脅して金を奪う・・・とても警察官とは思えない行動はなかなかショッキングです。
そんな彼らもいけないコトだとは思っているようで、ある警察官が記者に全てを話して反省するシーンがすごく印象に残りました。悪に染まっていても、自分の中では善と悪が常に戦っていたんでしょうね。
エドワード・ノートンとコリン・ファレルは最初はどちらも良い人なのかと思っていたら、徐々にどちらが悪役なのがわかってきます。ラストの取っ組み合いのシーンは、ケンカはしません風のエドワード・ノートンがタフでカッコ良く思えましたわ。アクションシーンはこれくらいで、カッコ良いスカッとしたラストではありませんでしたが、私はわりと好きな作品でした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます