☆yukarinの映画鑑賞日記α☆

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「レベル16 服従の少女たち」

2020年08月07日 | ★★★++

【Level 16】  2018年劇場未公開 カナダ 101分
監督:ダニシュカ・エスターハジー
出演:ケイティ・ダグラス、セリーナ・マーティン、サラ・カニング、ピーター・アウターブリッジ

純潔には、価値がある。

STORY:16歳のヴィヴィアンとソフィーは、孤児として幼いころからとある寄宿学校で育てられてきた。少女だけのその学校では、「服従」と「清潔さ」が美徳として重んじられ、外界との接触は一切絶たれた規則正しい生活を送り「純潔」を保った結果、優秀な生徒は素晴らしい家族に里子として迎えれらると教え込まれていた。
いよいよ最終学年である“レベル16"に進級した2人だったが、健康のためとして日々投与されるビタミン剤に疑問を持ったソフィーは、ある日それを飲まないようヴィヴィアンを説き伏せる... (Amazonより)


孤児の美少女が暮らす施設に秘められた恐るべき闇を描くディストピアスリラー。かなり久々の劇場未公開作品。ディストピアでなんぞやと思ったら“ユートピアの正反対の社会”のことだったか。そんなディストピアな世界で生活する16歳前後の女の子たちの物語。監督は、監督と脚本を担当でほか経歴がわからなかった。

観始めは全く展開が読めず淡々と彼女らの日常が描かれていた。しかし、ソフィーがヴィヴィアンに毎日飲まされるビタミン剤?を飲まないようにと説得するところから少しずつ展開に変化が。レベルによっていろいろな部屋があり、少し進むとヴィヴィアンたちはレベル16へ進級する。規則正しい生活と“純潔”を守ると生徒たちは里子として素晴らしい家族と生活が待っているという....。それにしても、なぜ太陽も見えない地下に、自由もない生活をしなかければいけないのが疑問になるわけで...。

なかなか好みの作品。空も見えない監禁のような生活。変な薬まで飲まされて怪しげ。途中で里親らしき夫婦が表れてからピンとくる。それからは予想がつく展開ではあるけれど、彼女たちがどう動くのか興味津々だった。観るほうも見つかりゃしないかドキドキハラハラ。

外の世界から隔離されて規則正しい生活。一切自由もなかったら洗脳されちゃうよね。その後わかる大人たちの目的にはゾッとする。だからあんな所にいたわけね。
主演の女の子が見とれてしまう美人さん。それだけでも観る価値あるかな。

鑑賞日:2020/07/06


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