アジョシ

【THE MAN FROM NOWHERE】2011/09/17公開 韓国 R15+ 119分
監督：イ・ジョンボム
出演：ウォンビン、キム・セロン、キム・ヒウォン、キム・ソンオ、キム・テフン、ソン・ヨンチャン、タナヨン・ウォンタラクン

『母なる証明』に続いて復帰２作目となるウォンビン主演のサスペンス・アクション。
謎めいたお隣の質屋のおじさん（ウォンビン）が、少女を助けるべくある犯罪組織に立ち向かうおはなし。

 

街の片隅で質屋を営み、人目を避けてひっそりと生きる孤独な男テシク。ところが隣の少女ソミは、そんなテシクを慕い、何かと店に入り浸っていた。迷惑に思いながらも、クラブダンサーの母親に構ってもらえない孤独なソミを不憫に思い、冷たく突き放すことができないテシク。ある日、ソミの母親が犯罪組織から麻薬を盗み出したばかりに、母子は組織に狙われることに...。

『母なる証明』も良かったけど、今回はおはなしの内容よりもウォンビンのカッコ良さが前面に出た“待ってました!!”とばかりのテンションMAXの作品でした。

もうねぇ、ウォンビンがカッコ良すぎ、素敵!!!!!

前半の“静”と後半の“動”で一粒で二度おいしいって感じ。前半は無口でほとんどしゃべらず、しかも顔が髪の毛で覆っているからイイ顔が見えない。しかし片目隠しキャラに弱いので静かな興奮(笑)。後半は髪をばっさり切って戦闘開始!からはたまんないわー。特に沸々と怒りがこみ上げるシーンはトリハダもんでした。

とにかくキレのあるアクションに感動してうるうるした(笑)。あまりにもカッコよくてスマートなやり口で容赦なくて逆に感動もの!　敵側のヒゲのニイサンもちょっと気に入ってたので対決シーンは力入った。私、この人こんなに好きだったっけ?と思うほどテンションあがりましたわさ。それに不器用さが出てるソミとの交流もキュンだったし、最後に見せる微笑みがこれまたキュンでしたね。

内容はR15+がついてるくらいだからヒジョーに暴力的で残虐で、バンバン撃ちまくりだし凶器でサクっ、グサグサっで大量の血が流れてこれぞ大出血サービス。麻薬絡みの犯罪組織の裏に隠された恐るべき真実とやらは実際にありそうで怖いおそろしやー。さすが韓国映画という感じで、ソレは見せないけれど想像できるグロさがありました。

私は好きだから全然OKですけど、ウォンビン目当てでミーハー感覚で行くとえらいことになりますね。
体調悪くならないように....心して観て下さい。
うーん、また観に行きたーいっ!!

 

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