ザ・コールデスト

【FRITT VILT II／COLD PREY 2】　2008年劇場未公開　ノルウェー　94分
監督：マッツ・ステンバーグ
出演：イングリッド・ボルゾ・バーダル、マルト・スノーレスダッター・ロビック

Story：雪山で遭難したと思われていた5人の若者。その内の4人が惨殺死体で発見された。たった一人生き残った女性・ヤンニケは、死体が発見された近くの病院に収容され治療を受けていた。しかし彼女の外傷は治ったが、心に受けた傷は一向に治らず、悪夢にうなされていた。それと同時に忌まわしい記憶も蘇っていく...

 

ノルウェーで本国史上もっとも怖い映画と絶賛されたホラーです。怖いかどうかの前に原題を見るとこれって2作目じゃないですかぁ!! そうとは知らずに観てしまったのですが、これはこれでひとつの作品として見られますんで大丈夫です。

ノルウェーでもっとも怖い映画・・・うーん、怖がりの私でも普通でしたね。多少のドキドキ感はありますがそんなにゾッとするほど怖くはないです。

仲間を殺人鬼に襲われ、ひとり生き残った女性が発見されます。その後、殺された若者の遺体と殺人鬼らしき人物の遺体も病院に運び込まれます。一見死んだかと思われた殺人鬼は、低体温で仮死状態になっていて病院で息を吹き返し病院内部で再び殺人を繰り返すというもの・・・。

たぶん前作では、今回遺体となった若者たちがこの殺人鬼に襲われるお話だったんでしょうね。そして今回、生き残った主人公が再び殺人鬼に襲われるという続編なんだと思われます。

舞台は極寒のノルウェー、凍り付く恐怖ということでホラーの雰囲気が出てます。最近のようなグロさもないし恐怖感を煽る効果音もあまりないのが昔ながらのホラーという感じで良いです。男性陣が次々のやられてしまい、最後は女性強し!　主人公と女性医師との壮絶な戦いはハラハラしましたわ。

殺人鬼が最後まで顔を見せないのが良いですね。顔を見せたとしても覆われていてわからない。もしかしたら前作では見せてたのかもしれないけど。正体不明という点では良いです。

逆になっちゃうけど1作目を観てみようかなー。

*映画鑑賞★日記・・・より転載