【JANE EYRE】 2012/06/02公開 イギリス/アメリカ 120分
監督:キャリー・ジョージ・フクナガ
出演:ミア・ワシコウスカ、マイケル・ファスベンダー、ジェイミー・ベル、ジュディ・デンチ
運命に妬まれた、魂で結ばれた愛。
[Story]
幼い頃に両親を亡くし、冷血な伯母の下で虐げられてきた少女ジェーン・エア。やがて入れられた寄宿学校でも、教師たちから理不尽な扱いを受ける日々。それでも決して屈することのないジェーンは、卒業後、由緒正しいロチェスター家で家庭教師の職を得る。ある日ジェーンは、気難しい屋敷の主人ロチェスターを落馬させてしまう。しかしロチェスターは、ジェーンの自立した立ち居振る舞いに好感を抱き、次第に2人は強く惹かれ合っていくのだったが...
シャーロット・ブロンテの古典的名作を映画化。
強い意志と聡明さを持ったヒロインが過酷な運命に立ち向かい、真実の愛を求めて道を切り開いていく姿を描く作品。監督は『闇の列車、光の旅』のキャリー・ジョージ・フクナガ。主演は『アリス・イン・ワンダーランド』のミア・ワシコウスカと『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』『プロメテウス』のマイケル・ファスベンダー。
年末にちょうどロチェスターの秘密がわかったところまで観て、年明けてやっと5日後に観終わったという中途半端な鑑賞になってしまった作品。意外に忘れてなくて、しかもこれラブ・ストーリーじゃん!!と思いつつも、美しい音楽とちょっぴりゴシックホラー的な風景とアカデミー賞、英国アカデミー賞衣装デザイン賞にノミネートされたという豪華な衣装が素敵でした。
そしてミア・ワシコウスカのキリッとして落ち着いた演技が良かったし、何と言ってもマイケル・ファスベンダーが良かったのー。あとジュディ・デンチおばさまも控えめな演技だけど存在感はバッチリ。
原作は165年も経っているというのに今でも映画化されてるし、もう何度も映画化や舞台化されているというからすごいですね。ジェーンの辛い過去やロチェスター家でうまい具合に仕事をもらえて、そしてご主人様に好意を持たれてとトントン拍子に幸運に恵まれる都合良さは女性が好みそうな展開ですね。でもジェーンのちょっときつめだけど裏表のない真っ直ぐな性格が好感持てました。そのへんが好かれるんだろうな。
観終わってから収録されてた日本版予告編を見たら、ロチェスターの秘密は予告編でわかっちゃうんですね。これ知らないで見て良かった!! あれにはちょっと驚いたかも。
★★★.8
ジェーン・エア [DVD] | ||||
ミア・ワシコウスカ,マイケル・ファスベンダー,ジェイミー・ベル,ジュディ・デンチ | ||||
Happinet(SB)(D)
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映画は長大な小説をうまくハイライトしていました。若者が観て興味を持ち、原作を読んでくれるといいなとおっさんは思いました。(笑)
最近は時間がなくて映画だけで精一杯、、、
じっくり本も読みたいなと思ってますがなかなか(汗)
凛とした姿が美しいミワちゃん(美輪ではなく)でしたねぇ~
私も原作まではなかなか手が出ません。
しかも古い作品は、訳文が古臭くて読み進むのが難しいものね。
いやいやミワちゃん、良かったですね。
この役がとてもハマってました。
そうそう古い作品の訳は言い回しとか難しい時もありますもんね。そういう時には映画で学ぶのもいいかなと思ったりもします。いつか読んでみよう.....かな?
知らなかったんですね
醜いというわけではないけれど平凡な顔立ちの二人のラブストーリーが美男美女に演じられて、でも二人とも似合ってましたよね!
自立心溢れる聡明な双眸をもつジェーンにひかれるロチェスターの気持ちはわかるなぁ
そう!途中まで観て、あっラブストーリーか!と気付きました(笑)
でも主演の二人がなかなか良かったので楽しめましたよ。
>ジェーンにひかれるロチェスターの気持ちはわかるなぁ
私もなんとなくわかる!!