原題:VALKYRIE
公開:2009/03/20
製作国・年度:アメリカ/ドイツ、2008年
上映時間:120分
鑑賞日:2009/03/21
監督:ブライアン・シンガー
出演:トム・クルーズ、ケネス・ブラナー、ビル・ナイ、トム・ウィルキンソン、カリス・ファン・ハウテン、トーマス・クレッチマン、テレンス・スタンプ、エディ・イザード、ジェイミー・パーカー、クリスチャン・ベルケル
+あらすじ+
第二次世界大戦下のドイツ。戦地で左目を負傷した将校・シュタウフェンベルク大佐(トム・クルーズ)は、祖国の平和のためにヒトラー暗殺計画を思いつく。過去に40回以上の暗殺計画をくぐり抜けてきたヒトラー(デヴィッド・バンバー)とその護衛たちを前に、大佐たちの計画は成功できるのか……。(シネマトゥデイより)
今度のイーサン・ハントのミッションは“ワルキューレ作戦”。・・・うそっ。
第二次世界大戦時に実際に起きたヒトラー暗殺計画のお話。
一足遅れての鑑賞なり~。待ちに待ったトムの新作でございます。たくさんのヒトラー暗殺計画があったということは聞いたことがあっても今作のような大規模な計画には驚きます。まるで映画のよう・・・これは映画だけどね。
トムが出てるなら期待できるかなーとか、歴史ものは好きだし、ヒトラー暗殺計画は興味ある~と楽しみにしてましたが、期待どおり面白かったです~♪
最初から最後まで緊張感漂う展開。同じドイツ国民でもヒトラーのやり方をよく思わない人物も大勢いるわけで、何度もあったという暗殺計画。しかしヒトラーという人は悪運の強い人ですなぁ。何十回と暗殺されかかっても死なない・・・神様は何をしてるんだ!と思ってしまう。それにクーデターにもしっかり備えている慎重派。こりゃ完璧だよ~簡単には死なないよォ。
実際にあったお話を忠実に描くと、オチがわかってるだけに物足りなさが出てしまうところですが、こちらはわかっちゃいるのにドキドキするし、計画が危なかったりするとハラハラするしで思わず成功を祈ってしまう自分がいたりします。心の中ではトム~がんばって 笑。
シュタウフェンベルク大佐がヒトラーにサインをもらうシーンはめちゃくちゃ緊張したーっっ。
さすがイーサン・ハント!←ちがうっ。
クーデターに備えた“ワルキューレ作戦”を逆に暗殺計画に利用するとは。
さすがイーサン・ハント!←くどいっ。
しかし失敗するのはわかっているので、失敗するあたりも観たかったな。生きてるよんという所で実はこんな感じでした~みたいな。でも正義のために立ち上がった人たちを描いているのでそれは仕方ないか・・・。このあたり一番ドキドキするところなのがちょっとあっさり気味かな。
小型爆弾の説明やセットするシーンではまるでスパイ映画のようでこちらはワクワク。爆弾が入ったバッグにも目が離せませんなぁ。狼の巣でせかされなかったらこの計画も成功してたのかもしれないと思うとちと悔しいっす。
何もかもがうまくいかないのはやはりヒトラーの強運のせいなのか・・・。完璧な計画なのに、やはり隙がないのと時間がないのがいけないんですかね。どの計画も焦ってるように感じました。
なんとも切ないラストでしたが、歴史の一部としてとても興味深く観られました。
ただ、せっかくドイツのお話なので全編ドイツ語だったら良かったなと思いましたけど。
++
タイトルがドイツ語から英語に変わる感じは好きです。
ただ・・・英語読みのヴァルキリー・・・作戦。みんな変形しちゃったら・・・と思った私はアホです、、、
それと、ヒムラー、ヒムラー・・・日村ー?あ゛あ゛・・・バナナマンの日村が浮かんじゃったよォ 泣。
緊張感あるお話なのに、ちょっと気を抜いたらコレだもん。
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