【Cyrano】
2022/02/25公開 イギリス/アメリカ/カナダ 124分 PG12
監督:ジョー・ライト
出演:ピーター・ディンクレイジ、ヘイリー・ベネット、ケルヴィン・ハリソン・Jr.、ベン・メンデルソーン
胸に秘めた愛――
それはやがて、美しい詩になる。
STORY:17世紀のフランス。剣の腕前ばかりでなく詩の才能も持ち合わせる優秀な騎士シラノ・ド・ベルジュラックだったが、自分の容姿に自信が持てず、愛するロクサーヌに想いを伝えることができずにいた。一方、ロクサーヌが心惹かれていたのは、シラノと同じ隊に配属された好青年クリスチャンだった... (allcinemaより)
エドモン・ロスタンの古典『シラノ・ド・ベルジュラック』をミュージカル化した舞台を映画化したミュージカル・ラブストーリー。監督は『プライドと偏見』『つぐない』『ハンナ』『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』などのジョー・ライト。
予告編でこの作品を知ったので舞台版も未見。切ない恋愛もので結末が気になったので鑑賞。恋愛映画は好んで観るほうではないので感想はそこをご理解いただきたく...。
シラノ役のピーター・ディンクレイジ、ロクサーヌ役のヘイリー・ベネットは舞台版でも演じてるそう。ミュージカルだけど、唐突に歌いだすようないかにもという感じではないので苦手な人でも観やすいつくり。
恋愛映画好きにはたまらない設定かもしれないけれど、私にはかなりじれったく感じてしまう。ダメ元で打ち明けろよ~と。しかもこの時代は“愛してる”のストレートな言葉だけじゃ満足できない女性たち💦 詩人じゃないとときめかないって....めんどくさい時代じゃ。この時代はそれくらいしか楽しみがないか...。
そうこうしてるうちにロクサーヌはクリスチャンという青年に恋をして...しかも両想い。文才のないクリスチャンのためにシラノが手紙の代筆するというなんともお人よしすぎる。クリスチャンがまた悪い人じゃないから余計に切ないわ。あれよあれよで戦場に行く二人...。戦場でのシーンは現実に起きているウクライナと重なるところがあり悲しくなる。
ミュージカル映画なので歌唱シーンはあるわけで、楽曲は良かったけれど先日観た『ウエスト・サイド・ストーリー』のように心に響くまではいかなかったかな。同じ恋愛ものでもあちらのほうが好みかも。
鑑賞日:2022/02/26
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