
【WICKED】
2025/03/07公開 アメリカ 161分
監督:ジョン・M・チュウ
出演:シンシア・エリヴォ、アリアナ・グランデ、ジョナサン・ベイリー、イーサン・スレイター、ボーウェン・ヤン、ピーター・ディンクレイジ、ミシェル・ヨー、ジェフ・ゴールドブラム
STORY: 魔法と幻想の国オズ。緑色の肌を持ち、幼い頃から周囲に疎まれてきた孤独なエルファバは、シズ大学で誰からも愛される人気者のお嬢様グリンダと出会う。何もかも正反対な2人は寮でルームメイトとなり、当初は互いに反発するも、次第に固い絆で結ばれていく... (allcinemaより)
名作小説『オズの魔法使い』に登場する“悪い魔女”エルファバと“善い魔女”グリンダを主人公にその知られざる過去を描いた世界的大ヒット舞台を映画化したミュージカル・ファンタジー。監督は『イン・ザ・ハイツ』『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』などのジョン・M・チュウ。
舞台は未見。『オズの魔法使い』のドロシーが訪れる以前の物語ということで、オープニングにはドロシーたちが映ってましたね。昔観たような気がするんだけど覚えてなくて...なので、知らなくても楽しめる作品になってました。俳優本人の歌声で聴きたかったので字幕版で鑑賞。
緑色の肌...あの薬はハルクの血じゃないですよね?(こらこら)
マンチキンランドの人たちが悪い魔女の死を祝っているところから始まり、ガリンダ(後にグリンダ)は魔女の過去について語り始めるところから今回の物語が始まる流れ。シズ大学で、エルファバとガリンダは出会い、その大学で繰り広げられる物語。
エルファバ役をシンシア・エリヴォ、ガリンダをアリアナ・グランデが演じてます。このガリンダって、悪気はないと思うのだけれど何気にひどいこと言ってるよね。アリアナの可愛さやどこか抜けてる感があって憎めないので嫌なキャラではなかったです。
舞台版に忠実なのかわからないけれど、なかり丁寧に作られてたので161分の長丁場。思ってたよりもシリアスなお話で、差別についてもしっかり描かれているので、いろいろと考えさせられるところもあり。
そんななかで、映像も美しく、歌も好みだったし、フィエロ(ジョナサン・ベイリー)がかっこいいなとかうっとり見ていたり 笑。先日のアカデミー賞では衣装デザイン賞、美術賞を受賞したこともあり、衣装がとっても個性的で素敵でした~。
ミュージカル映画なのでさまざまな楽曲があってどれも良くて、特にエルファバとガリンダの二人の歌声が素敵でした。やはり大きなスクリーンで堪能する作品かと。だけど...オーブニングでのパート1が気になってたけれど...“つづく”にびっくり。まさか2部作だとは知らず💦 続きはいつ??? 内容を忘れないうちに公開してほしいなぁ。
鑑賞日:2025/03/08