第71回ゴールデン・グローブ賞授賞式が1月12日(現地時間)にロサンゼルスのビバリー・ヒルトンで開催されました。
『アメリカン・ハッスル』がコメディ/ミュージカル部門で作品賞など3冠ということで益々観るのが楽しみになりましたね。うれしいのはレオのコメディ/ミュージカル部門での主演男優賞。こちらも楽しみなんですよね~。助演女優賞のジェニファー・ローレンス...すごいなぁ。
個人的には監督賞でのアルフォンソ・キュアロン監督の受賞はうれしい。サンドラ...残念っ。
日本からは第48回(1991年)の黒澤明監督『夢』以来の23年ぶりの外国語映画賞候補となった宮崎駿監督の『風立ちぬ』は残念ながら受賞ならず、、、。
次は1月16日(現地時間)の第86回アカデミー賞のノミネート発表が楽しみですね。
以下、受賞作品、受賞者。
■作品賞(ドラマ)
★ 『それでも夜は明ける』
『キャプテン・フィリップス』
『ゼロ・グラビティ』
『あなたを抱きしめる日まで』
『ラッシュ/プライドと友情』
■作品賞(コメディー/ミュージカル)
★ 『アメリカン・ハッスル』
『インサイド・ルーウィン・デイヴィス(原題) / Inside Llewyn Davis』
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
『ハー(原題) / Her』
『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』
■主演男優賞(ドラマ)
★ マシュー・マコノヒー 『ダラス・バイヤーズクラブ』
キウェテル・イジョフォー 『それでも夜は明ける』
トム・ハンクス 『キャプテン・フィリップス』
ロバート・レッドフォード 『オール・イズ・ロスト ~最後の手紙~』
イドリス・エルバ 『マンデラ:ロング・ウォーク・トゥ・フリーダム(原題) / Mandela: Long Walk to Freedom』
■主演男優賞(コメディー/ミュージカル)
★ レオナルド・ディカプリオ 『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
クリスチャン・ベイル 『アメリカン・ハッスル』
ブルース・ダーン 『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』
オスカー・アイザック 『インサイド・ルーウィン・デイヴィス(原題) / Inside Llewyn Davis』
ホアキン・フェニックス 『ハー(原題) / Her』
■主演女優賞(ドラマ)
★ ケイト・ブランシェット 『ブルージャスミン』
サンドラ・ブロック 『ゼロ・グラビティ』
ジュディ・デンチ 『あなたを抱きしめる日まで』
エマ・トンプソン 『ウォルト・ディズニーの約束』
ケイト・ウィンスレット 『とらわれて夏』
■主演女優賞(コメディー/ミュージカル)
★ エイミー・アダムス 『アメリカン・ハッスル』
メリル・ストリープ 『8月の家族たち』
ジュリア・ルイス=ドレイファス 『イナフ・セッド(原題) / Enough Said』
ジュリー・デルピー 『ビフォア・ミッドナイト』
グレタ・ガーウィグ 『フランシス・ハ(原題)/ Frances Ha』
■助演男優賞
★ ジャレッド・レトー 『ダラス・バイヤーズクラブ』
マイケル・ファスベンダー 『それでも夜は明ける』
ブラッドリー・クーパー 『アメリカン・ハッスル』
バーカッド・アブディ 『キャプテン・フィリップス』
ダニエル・ブリュール 『ラッシュ/プライドと友情』
■助演女優賞
★ ジェニファー・ローレンス 『アメリカン・ハッスル』
ルピタ・ニョンゴ 『それでも夜は明ける』
ジューン・スキッブ 『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』
ジュリア・ロバーツ 『8月の家族たち』
サリー・ホーキンス 『ブルージャスミン』
■監督賞
★ アルフォンソ・キュアロン 『ゼロ・グラビティ』
スティーヴ・マックィーン 『それでも夜は明ける』
アレクサンダー・ペイン 『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』
デヴィッド・O・ラッセル 『アメリカン・ハッスル』
ポール・グリーングラス 『キャプテン・フィリップス』
■脚本賞
★ スパイク・ジョーンズ 『ハー(原題) / Her』
エリック・ウォーレン・シンガー、デヴィッド・O・ラッセル 『アメリカン・ハッスル』
ジョン・リドリー 『それでも夜は明ける』
ボブ・ネルソン 『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』
スティーヴ・クーガン、ジェフ・ポープ 『あなたを抱きしめる日まで』
■音楽賞
★ アレクサンダー・イーバート 『オール・イズ・ロスト ~最後の手紙~』
スティーヴン・プライス 『ゼロ・グラビティ』
ハンス・ジマー 『それでも夜は明ける』
アレックス・ヘッフェス 『マンデラ:ロング・ウォーク・トゥ・フリーダム(原題) / Mandela: Long Walk to Freedom』
ジョン・ウィリアムズ 『ザ・ブック・シーフ(原題) / The Book Thief』
■歌曲賞
★ 「Ordinary Love」 『マンデラ:ロング・ウォーク・トゥ・フリーダム(原題) / Mandela: Long Walk to Freedom』
「Atlas」 『ハンガー・ゲーム2』
「Let It Go」 『アナと雪の女王』
「Sweeter Than Fiction」 『ワン チャンス』
「Please Mr Kennedy」 『インサイド・ルーウィン・デイヴィス(原題) / INSIDE LLEWYN DAVIS』
■外国語映画賞
★ 『ザ・グレイト・ビューティー(英題) / The Great Beauty』(イタリア)
『偽りなき者』(デンマーク)
『アデル、ブルーは熱い色』(フランス)
『ある過去の行方』(イラン)
『風立ちぬ』(日本)
■長編アニメーション作品賞
★ 『アナと雪の女王』
『怪盗グルーのミニオン危機一発』
『クルードさんちのはじめての冒険』
発想といい、映像といい、ド本命「ゼロ・グラビティ」アルフォンソ・キュアロン監督の受賞は同じく嬉しいです。
アカデミーではまた毛色が変わるのだろうけど、どんな作品群になるのか楽しみですね。
アカデミー賞ノミネートも発表されましたし、そちらでもキュアロン監督には受賞してほしいです。