【LONELY HEARTS】R-15
2007/11/10公開
製作国:アメリカ/ドイツ
監督:トッド・ロビンソン
出演:ジョン・トラヴォルタ、ジェームズ・ガンドルフィーニ、ジャレッド・レトー、サルマ・ハエック、スコット・カーン
愛してるから・・・殺す。
STORY:
1951年3月8日。ニューヨークのシンシン刑務所で、アメリカを震撼させた凶悪な殺人犯、レイモンド・フェルナンデス(ジャレッド・レト) とその恋人マーサ・ベック(サルマ・ハエック)の死刑が執行されようとしていた。しかし、彼らを逮捕した張本人であるエルマー・C・ロビンソン刑事(ジョン・トラヴォルタ)は、浮かない顔で執行を見つめていた。(シネマトゥデイ)
アメリカ犯罪史上、最も悪辣な連続殺人犯:動機は孤独──これは実話
激しい嫉妬で殺して愛す。
1940年代のアメリカで20人以上もの女性を殺害したレイモンドと恋人マーサ、彼らを追う刑事のお話。
実際の事件“ロンリーハート事件”をモチーフに映画化されたもの。監督のトッド・ロビンソンは作品に出てくるジョン・トラヴォルタ演じるロビンソン刑事の孫だそうなので、かなり忠実に描かれているのではないでしょうか。ちょっと「ブラック・ダリア」が浮かぶようなパッケージですね。ということは・・・
そう、全体的には落ち着いて地味で、あまり盛り上がりはないです。でも「ブラック・ダリア」のようにスイマーはいらっしゃらなくて、ふつうに観られる内容でした。
しかしジョン・トラヴォルタは身体が大きいだけでなく存在感バッチリ(笑)
しかも実在のロビンソン刑事に雰囲気がすごく似てる~。
結構ドンパチもの大好きなんですが、これはちょっと辛かった・・・
全然意味なく殺しちゃうんですから。そういうのはちょっと苦手。
レイモンドという男は、未亡人や中年女性ばかりを狙い結婚詐欺を繰り返す犯罪者。マーサと出会わなければただの詐欺師で終わってたんでしょうけど、ターゲットだったマーサに惚れられて、そして危機を助けてもらってからは少しずつ地獄の電気イスへ向かい始めてしまいました。
いやー嫉妬深い女って怖いですわー。彼がターゲットの女性と仲良くなったふりなのに、嫉妬に狂って殺しちゃうんですもん。
マーサ役のサルマ・ハエックがすごい迫力がありました。というか威圧感ですかね。レイモンドにせまるシーン怖い、、、
レイモンド役のジャレッド・レトーですが、ハゲでヅラ被ってるんですが本当に前の方剃っちゃってたんですね。しかも1本1本抜かれてたのにはびっくりしました。その後無事に生えてきたのかなぁ。
どちらかというと殺人鬼カップルの方に圧倒されちゃったので、刑事側は印象が薄く感じました。
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