【ALL THE MONEY IN THE WORLD】 2018/05/25公開 アメリカ R15+ 133分
監督:リドリー・スコット
出演:ミシェル・ウィリアムズ、クリストファー・プラマー、マーク・ウォールバーグ、チャーリー・プラマー、ロマン・デュリス、ティモシー・ハットン
STORY:1973年、大富豪ジャン・ポール・ゲティ(クリストファー・プラマー)は孫のポール(チャーリー・プラマー)を誘拐され1,700万ドルという高額の身代金を要求されるが、守銭奴でもあったゲティは支払いを拒否する。離婚して一族から離れていたポールの母ゲイル(ミシェル・ウィリアムズ)は、息子のために誘拐犯、ゲティの双方と闘う。一方、犯人は身代金が支払われる気配がないことに苛立ち.... (シネマトゥデイより)
1973年に実際に起きた誘拐事件の舞台裏を描いた実録サスペンス・ドラマ。孫が誘拐されたにもかかわらず、身代金の支払いを拒否した大富豪ジャン・ポール・ゲティのお金への執着と、息子を救うために誘拐犯との間で必死に戦いを繰り広げる母親の執念を描く。監督はリドリー・スコット。
金持ちなんだから孫のためにさっさと身代金を払ってやってれば孫は無傷で帰ってこれたのに...お金に異常に執着するじいさんには困ったもんです。実話をもとにフィクションを加えた作品になってるそうですが、誘拐犯との間では思ったほどハラハラドキドキするものではなかったですね。前半はちょっと寝ました、、、。クライマックスあたりのポールが逃げるシーンははらはらしたくらい。
ケチ....唖然としたのは、電話を貸すのも惜しいとお屋敷に設置された公衆電話。身代金を孫に貸すとかとか....。石油王だかしらないけど、立派なケチ王でしたなぁ。お金持ちには憧れるけどこんなケチジィが身内にいるのは嫌だ!!!
そんなケチなじいさんを演じたのはクリストファー・プラマー。かなりハマり役でしたが、はじめはセクハラおじさんのケヴィン・スペイシーが演じてたそうですね。観てみるとプラマーさんで大正解だったと思います!!
あと全体的にテンポがいまひとつというか...何かドキドキ感が足りないというか。そんな中で母親役のミシェル・ウィリアムズの演技が光ってました。誘拐犯との闘いだけじゃなくてケチジィとの闘いからとは....本当におつかれさまでした、、、
鑑賞日:2018/05/27
仲間を殺されたはずなのになぜ助けようとするのか?あとはケチジィとの戦いから目が離せなかったです(^^♪
スペイシーがどのような演技をしているのかも、気になりました♪
あんな事件を起こしてしまい、残念…。
この事件の後のポールはいろいろと大変だったようですねぇ…。
ケチ爺のせいで片耳亡くしたと訴訟したくなりますよね^^;
しかもそれを演じるクリストファー・プラマー閣下がとてつもなく素晴らしいこと。
それにしても価値観が違うと、モノと人の命も同じ物差しで見てしまうんですね。
恐ろしいわ~。
何か思うところがあるんでしょうかね...
誘拐事件というよりケチジィとの闘いの話でしたね。
どのあたりなんでしょうね。
最近はボロボロと大御所のセクハラ問題が出てきて...映画業界大丈夫か?と心配になります。
ポール....やはり普通の暮らし...とは行かなかったんですね。
あのケチ爺のせいでかわいそうでした。
ほんと訴訟もんですわ、、、
クリストファー・プラマーは本当にハマり役でした!
価値観の違いとはいえ....人の命をあんなふうに見てしまうのも恐ろしいですね。