原題:MELODY'S SMILE
公開:劇場未公開
製作国・年度:フランス、2007年
上映時間:112分
レンタル開始日:2009/01/09
監督:アルフレッド・ロット
出演:エリック・カラヴァカ、メラニー・ロラン、ジル・ルルーシュ、ジョナサン・ザッカイ
フランク・ティリエ原作の『死者の部屋』の映画化。
プロファイリングを得意とするリューシーは、ある少女誘拐殺人事件の捜査に駆り出され独学の知識で犯人像を割り出していくというお話。
冒頭からある男性がライトがついていない猛スピードで走ってくる車にはねられて即死してしまうというショッキングなシーンから始まります。しかもこの轢いた犯人は男性が持っていた大金をねこばばしたあげくに死体を捨ててしまうのです。
実はこの大金は即死した男性の娘の身代金だったのです。これから犯人に渡しにいくという矢先での事故死・・・。当然お金が入らないので娘は殺されてしまいます。しかしこの娘が殺された背景には何か儀式的なものがあることがわかってきます。
少女の殺人事件がメインになっていてひき逃げ犯はいいんかよっと思われたのですが、ちゃんと2つの事件は複雑に絡み合うという内容でした。あの時さっさと自首してればねぇ・・・
殺された少女は昔はやったという人形と同じ服が着せられていたり、オオカミの毛がついていたこと。動物園のメスの猿だけが盗まれていたりと、少女にメスの動物・・・ちょっと怪しげな謎があってワクワクしましたねぇ。
儀式的な殺人というから宗教がらみかと思ったのですがそういうのとは違ってましたが、地味で淡々とした展開なんですが最後にオチみたいなシーンもあってなかなか面白かったです。
ただ猿の剥製作りにはちと参りました・・・しかも内臓を残したまま剥製にするという・・・あ゛あ゛キモイっす。
でも剥製が趣味の男の子が出てくるシーンは笑えました。何でもすぐ剥製にしちゃっておじいちゃん困ってたなぁ
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