☆yukarinの映画鑑賞日記α☆

映画とLIVEのミーハーな感想とたまにお出かけ日記♪
18周年(2023年9月)を迎えました★最近はゆる~く更新中!

キラー・ヴァージンロード

2009年09月18日 | ★★★+

キラー・ヴァージンロード
公開:2009/09/12
製作国:日本
上映時間:97分
鑑賞日:2009/09/17
監督:岸谷五朗
出演:上野樹里、木村佳乃、寺脇康文、眞木大輔、小出恵介、高島礼子、北村一輝、北村総一朗

死体を連れて、
どこまでも。

STORY:幼いころからドジな沼尻ひろ子は、ようやくこぎつけた結婚式の前日にアパートの大家を誤って殺してしまう。結婚を逃したくない彼女は死体を隠すために向かった富士の樹海で、何度自殺を試みても死ねない小林福子と出会う。


岸谷五朗初監督作品。
結婚したい女と死にたい女が繰り広げる逃亡劇と友情のお話。

予告編での木村佳乃さんが面白そうだったので観てきましたー。
それに主題歌は福山雅治さんだしねー。

最初はこの作品はミュージカルなのか?と思ってしまった。いきなりホラーなメイクのお姉様方が出てきて歌って踊ってるし、樹海では意味わかんない人たちがやはり歌って踊る・・・。

まぁ面白いっちゃ面白いんですがなーんか笑いどころが中途半端な感じがありましたし、全体的にまとまりがない感じがしますね。大笑いすることはないんですがクスクス笑いがちょこちょこと。ただ、無理に笑わそうとしてるところがあってそこは笑えなかった。映画なんだけど舞台っぽい。唐突な展開はそのへんにもあるのかなと思いました。舞台だったらもっと笑えたかなー。

ストーリーは無いようなもんで深く考えずにキャストで楽しむ作品なのかもしれません。

木村佳乃さんの演技は最高でした。死にたい、死ねない、殺してというわりに時に矛盾した行動をとるのがおかしい。感情の起伏が激しくハイテンションっぷりはクスクス笑いのツボでした。ペンションでのシーンでものすごい形相で睨む顔が凄かった。ほんとこの方面白いです、うまいです。

大家さん役の寺脇康文さんは最初わからなかったんです。ちょっとしてもしや寺脇さん?と思ったらおかしくておかしくて。死体役最高でした、きもいし、、、。オタクな部屋に笑い、オタクな写真にクスクス。大家とはいえ、からくり屋敷かよっっ。

このお二人が出演していたからそこそこ楽しめたかなというところですかね。いろんな要素を詰め込みすぎ???。

ラストの主人公とおじいちゃんとのエピソードはほろっとさせられるんですが、このお話にこのエピソードは浮いてる感じがしますね。無理矢理泣かせようとしてるのがアリアリ。だけど、うちの祖父を思い出してしまってちょっと泣けちゃった。あんな帽子かぶってたもんな・・・しみじみ。

*映画鑑賞★日記・・・より転載 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« バビロンA.D. | トップ | カムイ外伝 »

コメントを投稿

★★★+」カテゴリの最新記事