【THE NEW DAUGHTER】 2011/01/22公開 アメリカ 108分
監督:ルイス・ベルデホ
出演:ケヴィン・コスナー、イバナ・バケロ、ノア・テイラー、サマンサ・マシス、ガトリン・グリフィス、ジェームズ・ギャモン
それは“奴ら”の巣窟(ネスト)だった…。
妻と離婚した小説家のジョンは、思春期の娘ルイーサと7歳になる息子サムを連れ、自然に囲まれた古い一軒家へと引っ越す。周囲を散策していたルイーサは小高い丘を見つけ興味を惹かれる...。
アイルランドの作家ジョン・コナリーの短編小説映画化したサスペンス・ホラー。
監督は『REC/レック』の脚本を手がけたルイス・ベルデホの長編監督デビュー作。
ケヴィン・コスナー出演ということで観てみたんですが、ホラーだとは知らず...
なかなかいい感じに怖がらせていただいて面白かったです。『REC/レック』のように、何かいる、何か気配を感じるのになかなか正体が分からなくて...というのを中盤以降まで引き延ばしてるのにドキドキ感が持続してましたね。
庭で見つけた“塚”。それから娘が少しずつおかしくなって夜な夜な泥だらけで帰ってくる様子と思春期の女の子の不安定さをうまく合せてるなーと。まさかやつらが彼女を狙ってるとはパパは思わないだろうし。
後半の後半あたりからやつらの正体がわかってくるんですが、ああそっちか...と。まぁ宇宙人じゃなかったのは良かったです。水かけて一件落着だったらどうしようかと思っちゃった。
娘役のルイーサはどこかで見たような...と思ったら『パンズ・ラビリンス』の女の子でした。あのままいい感じに成長してくれて良かった~。弟くん役の子も可愛かったね。『チェンジリング』に出てた子。
これはDVDで良かったように思います。ちゃんと劇場公開してたんですね。お家で気軽に怖がれるホラーでした。
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ネスト [DVD] |
ケビン・コスナー,イバナ・バケロ,サマンサ・マシス,ガトリン・グリフィス,ジェームズ・ギャモン | |
Happinet(SB)(D) |
僕はこれ、ハリウッド映画ですけれど、ハリウッドらしくないラストが凄く好きなんです。
流石『レック』の脚本家だけあって、変な余韻を与えてくれますなぁとかなり感心しました。
コスナーよりも、イバナ・バケロちゃんの演技が良く、弟くんの可愛さが光っていました。
確かにハリウッドらしくない感じもありますね。
イバナ・バケロちゃん良かったです~
弟くんは可愛かったしで、怖さは薄れたかな?