【MUSARANAS/SHREW'S NEST】 2015/05/25公開 スペイン/フランス 92分
監督:エステバン・ロエル
出演:マカレナ・ゴメス、ルイス・トサル、ウーゴ・シルバ、ナディア・デ・サンティアゴ、カロリーナ・バング
Story:妹をひとりで育てた姉・モンセは、精神を疲弊させ部屋から出られなくなっていた。ある日彼女は、階段から転げ落ちた男性・カルロスを助け、部屋の中で看病を始めるが....
2015年5月~6月開催の<カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2015>にて上映されたスペイン産の作品。ふたりの姉妹が暮らすアパートで起きた猟奇事件を描いたサイコスリラー。ラテンビート映画祭2014最優秀作品賞受賞。監督は本作が長編デビューとなるエステバン・ロエルとフアンフェル・アンドレス。
監督さんはお二人なんですねー。スペイン産のホラーとかスリラーとか好きなので観てみましたが、いやーなかなか好みでした。映像の雰囲気も好きだし~と思っていたら、製作に大好きな作品『気狂いピエロの決闘』や『刺さった男』の監督アレックス・デ・ラ・イグレシアの名が!
同じタイトルのケヴィン・コスナー主演の『ネスト』とは違います!
アパートの一室内でのお話なんだけど、姉のモンセが怖い怖いこわいー。訳あって部屋から一歩も外に出られない。妹が自由に外に出掛けられることに嫉妬しつつも母親がわりに育ててきた。そんな中で、上の階の住人の男が階段から転落して足にケガをしたことから自分の部屋に挽き吊りこんで看病することに...ここからが登場人物の悲劇のはじまりはじまり~。
ちょくちょく父親の霊が出てきて姉にちょっかい出してくるんですが、この親子関係なんかあるんだろーねと思ってたら、部屋から出られなくなったり精神が病んだりしたのは父親のせいだったり、、、。
パッケージに“エスターを凌ぐ衝撃のラスト”とあるけれど、『エスター』とは違うと思うのです。ラストというより後半からのモンセの狂気は恐ろしかったです。モンセを演じた女優さんの怪演は素晴らしい。オチはよくある展開で衝撃とまではいかなかったけれど、モンセの狂気にゾッとしました。
しかし.....殺された人たちがなんかアートっぽいと思うのはおかしいでしょうか、、、
流れた血がわりと本物っぽい赤黒いのが良かったです。
★★★★.2
鑑賞日:2015/11/23
ネスト [DVD] | |
マカレナ・ゴメス | |
アルバトロス |
流石に「エスター」を超える程のオチではなかったですけど、あ~成るほどな!と思うような読めないオチではありましたね。
わたしも先日観たばかりで近々upするよ。
まぁまぁかなぁ悪くはなかったけど面白くもなかったな。エスターとはぜんぜん違うよね。
ま、ちょっと可哀想だったよね。死んだ人がみえたり、近親相姦でおかしくなるのはよくあるけど、、、
モンセを演じた女優さんの演技があってこその作品でしたね~ほんとこわかった...
障害者を主人公にした作品も良作が多いですよね。
おじゃまさせていただきます。
エスターとは全く違うと思う..担当者はちゃんと観てるのかなと思ってしまうわ^^;