公開:2005/10/08
監督:塩田明彦
原作:梶尾真治『クロノス・ジョウンターの伝説』(朝日ソノラマ刊)
出演:伊藤英明、ミムラ、勝地涼、宮藤官九郎
2006年、百貨店に勤める鈴谷比呂志は、出張で小学生時代を過ごした北九州・門司を訪れた。そこで郷愁に浸る比呂志だったが、その時ふと一人の少年に出くわす。彼はなんと、“ヒロ”と呼ばれていた20年前の自分だった。比呂志は知らぬ間に1986年にタイムスリップしていたのだった。そしてある出来事がきっかけで、比呂志は祖母の旅館でヒロと奇妙な共同生活を始めることに。そんなある日、彼は憧れの女性“和美姉ちゃん”と再会する。難病を患いながらも手術を拒否してこの世を去ってしまった彼女を、今なら救えるかも知れないと考える比呂志。一方、比呂志と同じ飛行機に乗り合わせた3人の男女も同様にタイムスリップしていた。彼らもまた、20年前のこの時代にそれぞれある思いを残していたのだった。
こういうお話ってここ最近多いですね。
『黄泉がえり』とかのまんまじゃないですか?
えーっ俳優代えただけ?みたいな・・・
この手はすでに何本か観て感動済みなので、今回はあまり感動もなかったです。
でも、4人それぞれのエピソードは良かったですけどね。
だかしかーし!!
ここで流れている♪カヴァレリア・ルスティカーナが良い~のです。
この曲は大好きなんです。
選曲した方には感謝します。
もうこれだけで泣けます・・・私。
↑さっきしてないって…
それぞれ思い入れのある年代に飛ぶんですが、ここの4人の思い入れのある事って同じ年代なのはどうして?
それとも違う年で時空がねじれてるとか?
砂浜の目印が基点とか・・・う~む。
最初の盲目のおばあさんと盲導犬とのお話はちょっとうるうるきました。
自分の人生はすばらしかったけれども、ただ一つを除いて・・・
盲導犬の死に目に会えなかったことが心残りだったんですね。
でも、犬には20年の時差は関係なかった!!
心残りだったワンちゃんに会えてよかったです。
どうも動物絡みには弱いですね。
声を聞いてとんでくる所はこの作品中で一番の感動かもしれません。
このあたりは、私んとこにも猫がいるので気持ちはよくわかります。
しかも先代は交通事故…遺体?も見てないのでわかる・・・(´A`。)
ちょいヤクザなにいちゃん・布川輝良のお母さんとの出会いのエピソード、
お話のメインとなる鈴谷と小さい頃の自分と初恋の相手で病気でいずれ死んでしまう和美姉ちゃんとのエピソード、
近くの家のお花をめちゃくちゃにしてしまってずっと謝りたかった臼井光男と老人とのエピソード・・・
それなりに良いのですが・・・
あっでもお花の話は短いけれど良かった。
もし、人生でひとつだけやり直すことができるなら…
私なんてやり直したいことがたくさんありすぎて無理です。
まっ、人生はやり直しができないからいいんですよ。
人間てのは、後悔しながら成長していくもんですから・・・
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