【ROBIN HOOD】 2010/12/10公開 アメリカ 140分
監督:リドリー・スコット
出演:ラッセル・クロウ、ケイト・ブランシェット、マーク・ストロング、ウィリアム・ハート、マーク・アディ、オスカー・アイザック、ダニー・ヒューストン
彼は闘いのカリスマ。その生き様は伝説。
12世紀末、ロビン(ラッセル・クロウ)は十字軍の兵士としてフランスでの戦闘に加わっていた。ある日、イングランドの騎士ロバートの暗殺現場に居合わせた彼はその遺言を受け、ロバートの父(マックス・フォン・シドー)に遺品の剣を届けると約束する。やがてノッティンガムの地を踏んだロビンは、ロバートの身代わり役を頼まれ……。(シネマトゥディより)
白馬に乗った王子(イケメン)ではなく、白馬に乗ったおっさんのお話。いや、人と約束をしたら必ず守れば良いことが待っている(息子にしてもらえた)というお話かも。いやいや、中世のイギリスを舞台にした伝説の義賊“ロビンフッド”のお話である...。
物語としてはあっさり目な感じもしますが、ロビン・フッドの名前は知ってるけどいまいち詳しくないので歴史背景を知る、見るという点では面白かったです。140分の長さも気にならずにあっという間な感じ、特に戦いのシーンは見応えがありましたね。しかし、全くイケメンが出てこないおっさんばかり(笑)。
フランスのお城を攻める十字軍の戦いのシーンで始まる。この頃の話ときちゃ、やっぱり弓矢びゅんびゅんの戦いシーンでしょ。おびただしい矢が雨のように降ってきてワクワクしてきますね。特にクライマックスの海岸の戦いのシーンは見応えありました。あれだけ放ってたら当たらないハズもないな。
ロビン・フッドって実は興味なかったのかよく知らんのです。孤児でたまたまこの剣を返してくれと頼まれて律儀に返しに行ったら、君うちの息子にならないか?と誘われうまいこと息子になる。しかも奥さん付き。相手がケイト・ブランシェットだったら文句もないだろう。
しかし夫の戦死を聞かされてすぐ代わりの夫ができてマリアンの心情はいかに・・・。しかしこの時代の人たちは最愛の人が亡くなっても悲しむヒマもなく“はい、次”と気持ちの整理が早い。
このマリアン、ケイト・ブランシェットだからやはりオトコマエな彼女でもありましたな。こういう役はいつも同じという気も、、、。ラッセルさんはどうもポッチャリなイメージがついてたので、見栄え良くしぼんでくれて良かったです。でも好みではないけれども。
ま、ヒーローものは終わりすっきりなので、どんよりした空と景色、見応えある戦いシーンが観られたので先週のガッカリ作品の気も晴れて楽しめました。
シャーウッドといえば積水ハウスの木造住宅...。
★★★.8
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