☆yukarinの映画鑑賞日記α☆

映画とLIVEのミーハーな感想とたまにお出かけ日記♪
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コドモのコドモ

2009年06月28日 | ★★★

コドモのコドモ [DVD]
公開:2008/09/27
製作国:日本
上映時間:122分
監督:萩生田宏治
出演:甘利はるな、麻生久美子、宮崎美子、谷村美月、草村礼子、斉藤暁、榎木兵衛、塩見三省

春菜 小学5年生──出産まで115日。
お腹のなかには
みんなの愛がつまってます。

+あらすじ+
小学5年の春菜は、幼なじみで仲の良いヒロユキがいじめられているのを見るとすぐに助けに入る勝ち気で元気な女の子。ある日、ヒロユキと一緒に公園に行った春菜は、興味本位から“くっつけっこ”という遊びを始める。その後、担任の八木先生が行った性教育の授業で、“くっつけっこ”の意味するところを知った春菜とヒロユキ。ほどなく春菜は妊娠を確信する。そして、お腹も次第に大きくなっていく春菜だったが…。(allcinema ONLINEより)


コドモのコドモとは・・・はて?
タイトルが面白そうなので観てみたら・・・・なんかすごいお話だった。

今回はややネタバレ。

昔、ドラマで中学生が妊娠して~というのがあったけれど、中学生でもドビックリなのにこのお話は小学生が妊娠しちゃうお話。いくら少子化といってもこれはないんでないかい?。これ観て同年代の子がコドモを産んでもみんな祝福してくれるもんだと思ってたらどうしよう。

もともとはコミックが原作のようなんですが、新しい命を授かることや大切さを主人公の春菜とクラスメイトみんなで身をもって体験した感動ドラマにはなっとるんですが・・・あまり良かったとは思えなかったです。

主人公の春菜役の甘利はるなちゃんをはじめ子どもたちの演技はとっても良かった。それに先生の麻生久美子さんもよかったよ。特に出産シーンのはるなちゃんはまぁ頑張ってたと思います。

だけど・・・
周りの大人たちが全然気づかなかったなんて・・・
お母さん、娘たちのことは表情ですぐわかるんじゃなかったの???

あれだけビックリな出来事なのに、学校に招集された父兄たちのシーンをちょこっと流しただけでコトの重大さが感じられませんでした。みーんなやさしいし全てうまくいきすぎてるのはどうなんでしょ。マスコミがきてるみたいなこと言ってたのにそんな気配なかったし・・・大問題にもなってなかった。

あ゛あ゛文句ばっかり言ってるけど、実際に近所の人で高校の時妊娠して学校をやめたというのがあったんです。その時はかなり広い範囲まで知れ渡りましたし、レベルの低い高校だったので、余計にひどいこと言われてたのを聞いていたので、こういうドラマを観ちゃうとこんな展開はありえねぇっ。まぁ映画だからコミックだからと言われればそれまでですが、、、

新しい命が生まれる素晴らしさもあるけれど、厳しい現実も描いて欲しかったですね。

それにしても、小学生で妊娠はありえなくもなさそうだけど、すべてが子ども達の手でってトコはありえねぇ~っっ。産婦人科の息子だってえらく詳しく知ってたな。先生に内緒で飼ってた犬がコドモを生むのとは違うんだよ~。内緒はダメだと思う。お話では安産だったけれど、ヘタすると母子共に危険な状態ってこともありえるし・・・。

慌てて町を離れた父親となる小学生の家族って何かずるく思えてきた。自分らは誰も知らないよその町で普通に暮らしてるだけだし・・・・。養育費とか渡してるんですかねぇ・・・と余計な心配をしてしまうのでした。

はぁ~私が小学生の時なんかアニメ三昧してたよ~今の子は大人ですな。

*映画鑑賞★日記・・・より転載


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