【EDELWEISS PIRATES:2004年劇場未公開】
製作国:ドイツ/スイス/オランダ/ルクセンブルグ
監督:ニコ・フォン・グラッソウ
出演:イワン・ステブノウ、ベラ・B・フェルゼンハイマー、ヨッヘン・ニッケル、ヤン・デクレアー、アンナ・サルバッシュ
第二次世界大戦末期、ドイツの都市・ケルンでナチスに抵抗する若者たちの姿を綴った戦争アクション。レジスタンス組織に属するカールは、ゲシュタポ司令部の爆破計画を遂行するため、ヒトラー青年隊の一員である弟・ペーターに協力を呼び掛けるが…。
事実をもとにしたお話だそうです。
しかし、爆撃を受けたシーンはあるけれど、パッケージのようなシーンはありません、、、
ヒトラーが出てくるわけでもないし。
戦争アクションものかと間違えられそうですが、かなり地味なお話。
でもつまらないわけでもない。
兄はエーデルワイス海賊団、弟はヒトラーユーゲントという複雑な関係。
勉強不足では知らないのですが、兄の方はアンチ・ヒトラーで弟はその逆ってことですね。
最初は仲があまり良くないんですが“爆弾ハンス”という男を助けたり、
前線にいる父からの手紙によっていろいろと生活が変わっていきます。
その後、ゲシュタポ司令部の爆破計画がもちあったりして、
ゲシュタポに追われることに・・・
兄弟の心の変化などが描かれてます。
後半は・・・・あまり救いがない展開です。
しかし、兄がナレーションしていることから
生き延びてたんだなということは最初からわかります。
はぁ~これ感想かくの難しい~っっっ
話は淡々としているんだけど、つい目が離せなくて一気観してしまいました。
兄のカールが意外と美形タイプだったりして、ちがう意味でも観られます(笑)
それに目立たなく流れる音楽がクラシック調でとても良いです。
未公開なのはお話的には仕がないかなとは思いますが、
観て損したーというもんでもありません。
ナチス時代のドイツでの人々がどんな暮らしをしてたり、
どんな想いがあったのかを知ることができたので歴史の勉強の一部ということで・・・
しかしこの時代は、正しいことが出来なかったり、
本当のことが言えなかったりとつらい時代だったのですね。
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