☆yukarinの映画鑑賞日記α☆

映画とLIVEのミーハーな感想とたまにお出かけ日記♪
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ドッグ・バイト・ドッグ

2007年11月28日 | ★★★++

ドッグ・バイト・ドッグ [DVD]
【DOG BITE DOG/狗咬狗】R-15
2007/08/11公開
製作国:香港
監督:ソイ・チェン
出演:エディソン・チャン、サム・リー、ペイ・ペイ、ラム・シュー、チョン・シウファイ

世界は絶望に満ちていた
彼らは孤独しか知らなかった

STORY:香港の高級レストランで殺人事件が発生した。犯人の男はプロの殺し屋、パン。ベテラン刑事リンと相棒のワイがパンを追い詰めるが、パンは人質に取った一般市民一人とリン刑事を殺害し、逃げおおせるのだった。怒りをたぎらせるワイ刑事による執拗な捜査の過程で、パンがカンボジア人の孤児で、幼い頃から闘犬のように育てられてきた過去が明らかとなっていく。一方、ゴミ埋め立て地に逃げ込んだパンは、そこで父親に襲われていた少女ユウを助け出し、2人は次第に心を通わせていくが…。

前半と後半で2部構成???
あまりにも急展開なラストにびっくりくり。

インファナル・アフェア」シリーズ(言い方も飽きたな)のエディソン・チャンと「ピンポン」「夜の上海」のサム・リー共演の殺し屋と警察の壮絶な復讐劇のお話。
確かに壮絶でした。
でも前半だけね。

後半は殺し屋のパンと出会った少女の切ないお話に変わっちゃいましたから。
私の好みとしては前半部分ですね。
警察側もかなりの数、殺されてました。
しかも香港らしくかなり残虐な感じで、ちょっと目を背けたくなります。
ただ銃撃戦になるのはいいんですが、一番うわっと思ったのは、首が串刺しになるシーン。
少しずつ少しずつ刺されていくのはちとつらい。
しかも刺されてる間、刑事さんは生きてますからね。
車にひかれるシーンかなり残酷、、、
後々どんな姿になってることやら・・・考えたくないっす。
女の子のかかとに5センチはあるだろうくぎみたいなものが刺さったりして、それはもうアイタタターです。


とにかく残酷なシーン満載です。

パンはガンボジア人の孤児なんですが、まるで闘犬のように育てられ、人を殺すことなんて何とも思っていない。
だから無表情でためらわずに殺す、、、
でもそんな人間とも思えないパンだけど、逃げ込んだ先で少女に出会ってからは少しずつ人間らしさを取り戻していくんです。
やっぱりどこかには人間としてのこころはあったんですね。
でもその後の2人の逃亡の末は、いきなりの展開のような気がする、、、
そのころ警察は?

前半はパンをしつこく追う刑事ワイがメインな感じで、後半はパンがメインな展開でした。
このワイは刑事とは思えないほど乱暴ものでしたね。
仕事熱心なのはわかるけど、丸腰の民間人に殴る蹴るはいかんだろう。
いつも苛立ってるわけには、父親との関係があったりして結構詰め込まれた内容です。
しかしラストは・・・・どうよ。
なんでそっちの展開に行っちゃうの?

ようするに、エディソン・チャンとサム・リーのために、それぞれの見せ場を用意したというところでしょうか。
それぞれに哀しい生い立ちも用意してるし。
個人的には前半部分の殺し屋と刑事たちの対決だけでいって欲しかったかなと思いますね。

エディソン・チャンもサム・リーも迫力ある演技は見応えはありました。
やっぱり香港映画って残虐シーンはすごいよねぇ。
でも刑事たちの捜査の仕方はちょっと間違ってると思う。
途中、どっちが悪いんだかわからなくなるほどでしたから、、、

結構好きなタイプの話なんですがちょっと雑かなと。

*映画鑑賞★日記・・・より転載


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