英語と仕事の好きなワーキングマザーゆきの日記

小4、小1のボーイズを抱える、管理職ワーママの日記。お酒、ランニング、旅行とショッピング、仕事について綴ります。

男の子の育児に悩んだら読む本 『お母さん次第で男の子はぐんぐん伸びる!』

2012-05-18 08:55:33 | 読んだ本



お母さん次第で男の子はぐんぐん伸びる! (マミーズブック) 小野屋恵 メイツ出版

長男の日々の言動に私が怒鳴りつけ、
その後自己嫌悪に陥ることが増えてきたので
すがるような気持ちでこの本を手にしました。

こんなに怒っていたら息子の成長に良くないだろうなと
薄々は感じていたのですが、
やはりそうなんだ!と読んでみてよく分かりました

例えば「男の子ってどうして落ち着きがないの?」について。
そうなんです、長男Yuも食卓に最後まで座っていられず、
ソファによじ登ったりおもちゃで遊びだしたり。
食事のときに一番怒っているのかもしれません。

これについては「男の子のウロチョロは本能のなせるワザ」なので、
「チョロチョロするのをやめさせるよりも、
上手にチョロチョロさせることが大切」とのこと。
「思う存分チョロチョロした子たちは、思春期を迎える頃には落ち着き」、
「チョロチョロを終了した内面には、長年のチョロチョロの蓄積が
オトナの男が持つ本格的な好奇心や創造性のコアとなって形成される」とのこと。

息子には既存の枠に留まらない、
創造力豊かな子どもに育って欲しいと
漠然と考えていますが、
食事中のチョロチョロを制御することは
創造力を刈り取る行為なんだと分かりました。
うーん、勉強になります

本書ではよちよち歩きの頃から思春期を迎えるまでの男の子の成長を
自身も男の子の母親である筆者の体験を通して語られています。
この筆者の体験談は思わず吹き出してしまうような面白い内容で、
男の子が小学校にあがり、やがて反抗期に入るころについては
「これからこういう悩みも出てくるのね」と思いながらも
楽しく読むことが出来ました。

本書の根底にあるのは男性と女性、脳のつくりが違うということ。
それを踏まえて、ママは男の子に対してアレヤコレヤ指図するのではなく、
やりたいようにやらせてあげることが
(もちろん命に関わることや人様に迷惑のかかることを
阻むのは親の役目です
お互いストレスなく楽しく生活していけるコツなのかなと感じました。



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