今回は長くなりますが、お付き合いください。
先日中国の王毅外相が来日、茂木大臣に「尖閣諸島は中国の領土であるから、領海内に不審な船を侵入させるな。」と発言。
本来なら猛反発して会談を中断すべき所だが、礼儀とか言ってそのまま終わらせた。
日本は半分認めた様なもの、弱腰外交を世界に見られてしまいました。
高圧的に出れば日本は折れる、そう踏んでの事だったのだろう。
中国としては、本来一つの中国として、台湾を併合したいはず。それを先に尖閣を掠め取る事にして、そこを足掛かりに台湾を攻め取る腹づもりと思われる。
現在、中国は太平洋に出る為には、いずれにしても他国の領海を侵犯しなければ出られない。尖閣略奪はその一歩。
ならば、台湾という小さな島、精々九州ほどしかない。何故中国はそこまで欲しがるのか?
元々中国だから?
それは建前に過ぎない。
①尖閣は太平洋に進出する目的は達せられるが、軍事基地を作るのは難しい。
②台湾を盗れば、フィリピン側も日本側も自由に航行できるようになる。軍事基地を作るに十分な土地がある。
③ご年輩の方々ならご存知の新高山(現在の玉山)がある。
日清戦争後、日本の領土となった頃、日本で一番高い山は新高山であった。標高3952M、富士山の3776Mよりも高い。
④この山の山頂に、レーダーを設置したらどうなるか。日本どころか、ハワイ沖のアメリカ艦隊まで捉えることが可能になる。
おまけに南の地にあるため、冬でも雪に覆われてしまう可能性は殆どない。一年中、自由に使える軍事基地を作ることが可能になる。
この為に、アメリカは日本以上に台湾を死守しようとしている。そこで最低でも、日・米(グァムキャンプ)を分断できる尖閣に刃を向けてきたのだと推察する。
あくまで私見であるが、つい先日ある人の更新記事の添付ビデオに、恐らく日替わりであったのだろうが、台湾の重要性の広告ビデオが付いていた。広告にしては5分強と長く、一つの主張とも取れるものだった。
これらのことから、香港の自由をサポートすることで、中国の独走を止める足掛かりになるやもしれない。
そして、チベット自治区や内モンゴル自治区、ウィグル自治区等の辺境の地の民族独立まではいかなくとも自由を取り戻す切掛になる。
勿論、吾が国土と台湾を守る為の足掛かりにもなる。
どうやって中国の暴走を止めるか、それは日本だけでなく、世界の平和の為には、戦うことも辞さない。
交戦権の永久放棄?国を捨てても逃げますか、そして中国人になりますか?
「右の頬を打たれたら、左の頬を出しなさい」の国々が最も戦争を繰り返している。
それだけ、「決まりを守る前に、国を守れ!」と言いたい。
長々とお目を通して頂き、有難うございました。