夕紀です

写真や短歌俳句など、自分で楽しんでいます。

初 恋

2021-01-05 18:40:00 | 詩、短歌、俳句
おまえへの想いで満たされていた。
貴方の事でいっぱいでした。
手が触れるだけで、心は熱くなり、
貴方の目を見ることさえ出来なかった。

おまえはいつも静かだった。
貴方はいつも寡黙だった。
貴方の手は大きく、温かく、
わたしはいつも包まれていた。

いつからだったろう?
君が幼馴染から変わっていった、
愛しき女性に。

いつからだったろう?
貴方が優しいお兄ちゃんから、
これ程心震わせる愛しき男性に。

決して交わる事のない二人の肉体。
それなのに心はいつも重なり合っている。
何人も引き離す事など出来ない。
これが愛、貴方とわたしの愛の形。

通常のソラチネ+4