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服用禁止

2014-06-02 | 読む



元祖多重解決ミステリともいわれる「毒入りチョコレート事件」

のアントニイ・バークリーの本なので、

心して読む。


またまた毒薬、砒素でもっての殺人で、お話はトロトロと果樹栽培者私のリードで

進むが、この私を含め出てくる人たちみーんな何か怪しい。


後半に、読者への挑戦状が付いていて

すべての証拠は包み隠さず出したぜ~さあ!あんたは犯人が誰かわかるかい!

というやつですね^^


ギブアップップ、じぇんじぇんわかりましぇん(笑)


女の第六感というごくあやふやなモノで誰それがあやしいとは言えるけれど

根拠を説明しろと言われると貝の殻。


結局、警察ではなくこの果樹栽培者の私が事件を解くのだが、これがまた前代未聞。


真相を犯人に告げると、逆切れというか、何が悪いのさ的に開き直られたトホホな果樹栽培者。


ラストは

「しかし~こんな風に放っていくわけにもいかない・・何かしなくてはいけない・・・

だが、何をすればよいんだろう?」

で終わる。


はあ?!な?なんですと? これで終わりってかい?

この中途半端なモヤモヤ感をどうしてくれるんかいな・・もう・・

何をすればよいんだろうって、まず、このモヤモヤ感をどうにかしてちょーだい。


ここは関西人でなくても突っ込むやろね。






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