夏の雷音
2015-10-20 | 読む
しばらく更新していない間に
夏のらいおん・・というよりも
秋のうさぎ(笑)っぽい季節になってしまいました。
オークションで数億円という高値で落としたヴィンテージギターが盗まれた楽器店の主
友人の大学教授カン先生にギターのありかを調べるように依頼しますが、
その店主が何者かに殺されてしまいます。
自称他称世話焼きのカン先生が
事件の真相を探っていくというミステリですが、
舞台がなんと憧れの神田神保町なんです^^
神保町といえば・・・
日本有数の古書店が並ぶ町という印象でしたが
楽器屋さんやとスポーツ店もたくさんあるそうで・・初めて知りました^^
一ページ目からいろんなメディアでよく出てくる、某カレー屋さんの
あのカツカレーをほおばるカン先生の描写!
ああ~食べたい!行ってみたい!病がムクムクと・・(笑)
ほかにも<さぼうる>のいちごジュースやウナギやてんぷらの
安くてうまい店がいろいろ出てきます。
事件解決のためにカン先生が神保町を歩きまわるのですが
さながら町歩きマップというか神保町案内?として興味深く
ミステリとしてのオススメ度は低めです(笑)
ギター、特にヴィンテージギターがお好きな方にとっては
マニアックな講釈が長々と続きしびれる内容かも
しれませんが、
逆に私のようにまったく興味のない人間には
飛ばさずに読むのが苦行でした。
死ぬまでに一度は行ってみたい場所、堂々のベスト10入りです。
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