今日は夕張市で就労継続支援A型・B型や放課後等デイサービス事業を運営している一般社団法人「らぷらす」さんに伺いました。同法人によれば、「当法人は、障害児者とその家族の地域生活支援の充実と地域福祉の推進及び地域貢献を図り、ノーマライゼーション社会の実現に寄与することを目的としています。財政破綻した夕張市においても障がいを持つ方が地域で暮らせるまちづくりを展開したいと思い、平成21年に当別町のNPO法人の事業としてスタートさせていただきました。その後、障がいを持つ方への支援や法人経営のノウハウ、地域福祉の展開を学び、独自の法人を設立して、誰もが地域で暮らせるまちづくりを目指しています。就労支援については、対象となる利用者が増えてきたこと、潜在的にたくさんの方が生活保護などを受けて地域で暮らしており、一人ひとりにあった就労メニューを作り、働く場の創設を考えております」とあります。
就労継続支援A型は廃校となった市立夕張小学校の施設の無償貸与を受け、カフェらぷらすとして障がい者の就労支援を行なっています。写真にある看板のようにアトリエや歴史探究、行政書士事務所、陶芸工房も入る施設です。施設の修繕も含め運営に苦労されているように感じます。また、ゆうばりはまなす館には、障がいを持つお子さんなどの親御さんの声から放課後等デイサービス、未就学児への発達支援事業を実施しています。同館には就労継続支援B型のお弁当づくり・配食サービスが入っています。
夕張市における障がい者の割合は12.5%と全国平均よりも高く、炭鉱閉山後の人口減少などのもとで社会的弱者と言われる方々が残されたのが要因とされています。いま利用者数も増えているとのことです。地域で誰もが安心して楽しく生活できる環境の整備が必要になっています。
説明を受けた後、昼食は「カフェらぷらす」でとりました。ドリンクバーとサラダバー、デザートが付くフルコースで1,000円です。美味しくいただきました。市役所の職員も利用されるとのことです。カフェは写真にあるように職員室がそのまま食飲室。校長室が調理室に改修されています。日当たりも良く暑いくらいでした。
最新の画像もっと見る
最近の「千葉市政・議会」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事