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今日午前10時から、衆議院第二議員会館で、各省庁に対して「台風15号の被害に関する要望書」を提出し、要望に対する回答などをもとに交渉を行ないました。私が参加したのは、午前中の経済産業省と総務省です。
特に被害の大きい南房総地域の議員があり、現在進行形での台風被害からの復旧と、今後の災害対策に関する要望が出されました。しかしながら、台風15号と同じ勢力である19号が週末にかけて関東を直撃する進路であり、さらに被害が拡大する可能性もあります。前回の台風の教訓から、私が会長をつとめる防災会も11日にちょうど会議を開くので、12日から13日にかけての対応を検討します。
経済産業省に対しては、
・東京電力による停電地域の復旧見込みの甘さから初動対応が遅れ、熱中症により犠牲者を生み出す事態となり、問題点などの検証を行うこと。
・電源車の配備、電柱の保守・点検・部品交換など停電を予防するために全力をあげること。
・停電が長期化し、やむにやまれず業者に依頼し行った復旧工事の保障をすること。
・台風被害や停電、断水により被害を受けた中小企業への支援、被害実態にそくして営業が継続できるようにすること。
などを要望しました。
総務省に対しては、
・り災証明書の速やかな発行のために住家被害の調査のための人的支援
・消防職員の大幅増員
・災害時に地域医療の核となる自治体病院の存続のため、医師や看護師の確保と労働条件の改善
・長期停電による防災無線の機能不全への対応として電源車や発電機の速やかな配置
などを要望しました。
各地域から、被害実態とともに、特に住宅再建への支援制度や、中手企業・農家の被害に対する支援、災害対応についての話が出されました。この交渉には、はたの君枝衆院議員、斉藤和子前衆院議員(衆院比例予定候補)、椎葉寿幸・浅野ふみ子両副委員長が参加をしています。