写真は、尼崎駅前南側の様子。
尼崎市では液状化対策・築地地区震災復興事業について視察を行ないました。同地区は尼崎城の城下町としてつくられた地区です。阪神・淡路大震災では建物1,100戸中、全半壊302戸(全壊10戸、半壊292戸)となり、家屋の倒壊・傾き、噴砂、道路の亀裂、ライフラインの寸断の被害が出ました。大震災当時は国による液状化対策の支援はなく、土地区画整理事業と住宅地区改良事業で再整備を行ない、仮設住宅整備と復興住宅の建設、1.5m~2.0mの盛土による非液状化層の造成、地下水位低下工法の検討と調査、長周期振動への対応のシミュレーション、地下水をくみ上げるポンプと浸透管整備が行なわれました。工法はすべて自前でおこない、道路管理者が維持管理をして、年間の維持費用は40万円とのことです。
地下水が溜まっている様子もうかがうことができました。一定量の地下水が溜まるとポンプが作動して、河川へ流れ出る仕組みになっています。
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