佐々木ゆうきの日記〜平和とともに歩んで〜

議会開会、吉田まさよし市議が条例提案


 今日午後1時から議会が開会されました。市長からの議案提案の後に、吉田まさよし市議(稲毛区)が千葉市受動喫煙防止条例の制定についての提案理由の説明を行いました。以下は、提案理由の一部です。
 この条例の目的は、子どもや妊産婦をはじめ、市民がたばこの煙にさらされることによる健康被害を避け、健康づくりをより一層推進できるように受動喫煙を防止するための措置などを定めて、市民の健康で快適な生活の維持を図ることにあります。

 WHO(世界保健機関)とIOC(国際オリンピック委員会)は、2010年7月21日に、身体活動を含む健康的な生活習慣を選択すること、すべての人々のためのスポーツ、たばこのないオリンピック、子どもの肥満を予防することを共同で推進することに合意しています。
 この点からも、2020年にオリンピック・パラリンピックが開催される千葉市においても受動喫煙防止を進める責務があります。
 この条例については、北海道美唄市の条例に多くを学んでいます。厚生労働省の平成28年8月の「たばこ白書」で、北海道美唄市の受動喫煙防止条例は、「罰則規定がなく、飲食店や風俗営業等が除外されてはいるものの、公共的な施設に分煙を認めない敷地内禁煙又は施設内禁煙とする条例を初めて市町村レベルで施行させたこと、屋外についても通学路(登下校時に校門から100m以内の路上と公園)での喫煙禁止を努力義務とした意義は大きい」と評価されています。

 受動喫煙の問題は、まだまだ「趣味・嗜好の問題である」、「行政が介入すべきはない」などの複雑な問題が横たわっています。その点を考慮し、「禁煙ではなく、受動喫煙防止である。喫煙者を排除するものではない。条例制定はゴールではなくスタートである」などの点も明らかにし、受動喫煙の防止を推進していきます。

※この条例提案は、12月4日の保健消防委員会で審議されます。時間は、他の議案の委員会審議によるので、確定していません。

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