議会最終日に、市議会議員の期末手当を引き上げるための条例改正の発議が、日本共産党、維新の会・無所属の会、黒澤市議（市民ネット）以外の自民党、公明党、立憲民主・無所属の議員から共同提案されました。議員１人あたり92,400円、議長11万1,600円、副議長10万800円を引き上げる内容です。
中村きみえ市議（花見川区）は、「今、物価高騰で市民は大変な思いをしながら暮らしている。食料品の値上がりで買い物での品数を減らし、これ以上は節約できないとの悲鳴の声をたくさん聞いている。引き上げをやめて市民の暮らしを応援するために使うべき」と、厳しく批判しました。
また中村市議は「国政でも、自民党の派閥による政治資金パーティで裏金づくりの疑惑があり、大問題になっている中で、なぜ引き上げの提案が必要なのか。市民感情から考えても到底理解できない」と述べ、議員の期末手当引き上げに反対しました。
日本維新の会の議員は、国会議員の報酬引き上げの議論に関して、国会で公明党や立憲民主党の幹事長の発言を紹介しながら、市民には到底理解は得られないとして同じく反対の討論を行いました。
