佐々木ゆうきの日記〜平和とともに歩んで〜

新病院整備の検討状況について、千葉市病院局と懇談


 今日は午前10時から、美浜区若葉への新病院整備の検討状況について千葉市病院局との懇談があり参加をしました。中村きみえ市議(花見川区)が司会進行で、あぐい初美市議(稲毛区)、寺尾さとし衆院千葉2区予定候・前県議が参加しました。昨日閉会した6月議会での中村きみえ市議(花見川区)の代表質疑では、新病院の診療機能の充実と、交通アクセスについて取り上げています。
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【中村きみえ市議】
 青葉病院の病床削減をすべきでないこと、また新病院は感染症の対策強化を求めます。

(神谷市長)
 新病院では救急医療や高齢者医療の強化、周産期医療の集約による市民の需要も考慮し、青葉病院から40床程度を新病院に移行するものの、青葉病院では引き続き救急医療などを担うとともに、感染症指定医療機関として今後の新興感染症に対しても役割を担っていきます。
 また、新病院においても、新興感染症の拡大時に適切に対応できるよう施設・設備を整備し、公立病院としての役割を果たしていきます。

【中村きみえ市議】
 新病院への交通アクセス整備について、バス事業者任せでなく、採算優先ではなく医療機関への足の確保の供給を支援すべきではないか。また想定しているルートはどこか。

(神谷市長)
 新病院の建設予定地は、市内幹線道路である国道357号に近接し、東関道湾岸千葉インターチェンジにも近く、自家用車を利用される方にとってアクセスしやすい環境と考えています。
 また公共交通機関については、現在、複数のバス事業者に情報提供を行うとともに、ヒアリングなども行っているところです。
 バス事業者も新病院の建設に関心を示しており、最寄りの鉄道駅としては、複数駅が想定されますが、今後も開院まで路線バスの乗り入れに向けて継続的に働きかけを行うなど、市民の皆様が利用しやすい交通手段の確保に努めていきます。
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 今日の懇談の中では、以下のようなことが示されました。
当面は新病院の基本計画・基本設計策定(9月末)に向けて、現場の医療スタッフなどの意見を聴き、間接的に寄せられる市民の意見があり、その中でも交通アクセス充実を望む声もあり、バス乗り入れなどでアクセスも良くしていくことも必要。
・若葉住宅地区の用地の中で新病院のレイアウトについては診療機能、施設構造を具体的に考えながら検討している。
・感染症については新病院では導線を分けて受け入れるのか、緊急時に対応できる病棟のあり方を検討している。
開院時は新病院は330病床でスタートし、医療ニーズによっては増床できるような機能は確保できるよう検討している。
新病院は少子高齢化への対応をコンセプトに診療機能の充実を図る。青葉病院の40病床の新病院への移行は進めさせていただく。診療機能の充実には医師の確保も必要。
新病院への海浜病院の診療科目の引き継ぎについては、機能が弱い・不足している科目は強化していく。基本計画で明らかにする予定。

 私からは、9月末までの基本計画・基本設計業務委託となっていることから、市民に示されるのはいつか質問し、それまでに市民の意見が反映できる期限はあるのか聞きました。
 病院局からは、「基本計画・基本設計の公表は10月初め(9月議会終了直後)を予定している」との回答があり、「公表の仕方についてはどのような手法ができるか検討したい」とのことです。市民意見の反映については、「基本構想の策定の際に意見を聞いているので、あらためて意見(パブリックコメント)を聞く予定はありません」としています。
 
 市立病院は情報公開・情報提供・説明責任を果たし、市民とともにつくりあげて、信頼される病院でなくてはなりません。

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