11日、かばさわ洋平市議の質問に続き、あぐい初美市議(稲毛区)が一般質問に登壇しました。私からは、美浜区民も利用している「市民ギャラリーいなげ」について報告します。あぐい市議は、この他に、公園のトイレ、子連れで利用しやすい公共施設、子どもルームについて質問しました。
あぐい市議は、写真撮影や美術作品の創作など文化芸術活動にいそしんでいる市民がおり、その活動の成果を発表する場として、市民ギャラリーいなげは貴重な施設になっており、発表の場として選択されていることを評価したうえで、利用にあたって借りようとして、希望者が多い場合に抽選になり、外れた場合には利用できない実態を示しました。
千葉市美術館にも市民ギャラリーがあるが、利用は美術団体に限られ、個展開催ができないため、発表の場としての自由度は低くなっていることをしてきしました。
さらに、市民ギャラリーいなげは、車いす利用者は事前に連絡して階段のない職員駐車場に止めるようにホームページで案内されているが1台分しかないこと。館内に入っても2階の展示室に行くことは困難であり、「バリアフリー化と発表できる整備が整った施設を増やすべき」とあぐい市議は質問しました。
市は「築50年を超え、バリアフリーに対応しきれていない状況にある。耐用年数も経過しているので、バリアフリー化については施設のあり方とともに検討していく」と答えました。発表の場については「利用希望が集中してしまう月とは別の月の利用を案内することや、千葉市美術館の市民ギャラリーにおける2名以上の利用や文化センターの市民サロンの個展開催も可能なので、これらの施設も案内していく」としています。
また、あぐい市議は「駐車場から施設内に行くには長い階段を上がっていかなければならないが、駐車場の外の坂道を上がっていけば数段で入口に行ける階段がある。案内板の設置と階段昇降機を設置して車いすや足腰の弱い方が展示物の鑑賞ができるようにすべき」と求めました。
市は「来館された方に対して、複数のルートをわかりやすく伝える方法を、案内板も含めて検討していきます。市民が利用する施設として、建築基準法等に基づき、設置する階段の幅や、収納時の廊下の幅、壁の強度等、現在の施設の構造上、階段昇降機の設置の可否の確認が必要となる」と答えました。
最新の画像もっと見る
最近の「千葉市政・議会」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事