今年4月から子ども子育て支援新制度によって、保育事業だけでなく、子どもルーム(学童保育)についても、法律により「市町村が実施主体」であることが位置付けられました。これまでおおむね10歳までの児童から、小学校6年生まで対象児童となりました。
千葉市では4月から高学年ルームを新設して、小学4年生の受け入れを行っています。しかし、保護者や指導員の方から、高学年ルーム開設はされたものの、専用区画とは言えない学校の教室を利用してる実態(厚労省は認めているとのこと)など、「改善が必要」と言った意見・要望が出されています。また寄せられています。低学年ルーム(1~3年生、障がいのある児童が入所)には、エアコンが設置されています。おやつも提供され、遊具ありますが、高学年ルームにはそれがありません。小学3年生で高学年ルームを利用せざるを得ない児童もいるなかで、おやつについては、「特別教室を使用するため学校教育の観点からおやつは提供しない」としています。エアコンもおやつも遊具もない環境におかれている実態があります。
国(厚労省)から示された最低基準としている指針や、市の条例で「市は最低基準を常に向上させるように努めるもの」とする点、努力義務であっても必要なものには国の交付金を活用するなどして、改善しなければなりません。
以前、指導員であった方からも、「指導員の給与はずっと変わっていない。長年勤務した方も、最近指導員になった方も同じ給与では指導員が集まらない。もう30人が辞めていっている」などの実態も出されました。
勉強会には保護者の方も参加をしていましたので、こうした方々と連携しながら改善を求めていきたいと思います。
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