今日は、新政ちばの代表質疑の後、先日行われた各常任委員会の委員長報告（各議案・請願についての議論の様子と採択等）がありました。その後、討論となり、議案質疑に続き、私が討論に立ちました。
09年度一般会計補正予算の中で、反対せざるを得ないものがありました。補正予算は一括採択なので、補正予算全体について反対となります。詳しくは私のホームページにアップしますが、美浜区に関係するものでは、「羽田空港の再拡張事業」によって飛行ルートの変更と便数増加（発着数が現在の１．４倍の約40万回）から、補正予算で騒音測定機材を整備するというものがあります。
羽田空港の再拡張問題は、04年７月５日付けの「ちば県民だより」で、「国土交通省の飛行ルート修正案を了承」と発表しましたが、ルート変更となる中央区に住む市民のみなさんへの説明が不十分です。先日の新聞報道では、「深夜早朝便については千葉市上空は通過しない」と国土交通省は明らかにしました。しかし、日中の便数は増えるのであり、なぜ空港拡張が必要なのか、ルート変更が必要なのか…等、根本的なところの説明が不十分なのです。
飛行ルート変更受け入れを前提に、補正予算で測定機材を整備することには賛成できません。騒音問題の根本的解決にならないからです。まずは、国に対し「羽田空港の再拡張事業」について市民に十分に知らせることや飛行ルートの分散などを求めていくことが必要ではないのかと指摘しました。
※現在、南風の時に磯辺地域や高洲・高浜地域の上空を航空機が通過していますが、Ｄ滑走路の完成に伴い、来年10月から蘇我や市役所の上空を通過することになります。
